けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

渡部昇一「知的生活の方法」(講談社現代新書)

知的生活の方法 (講談社現代新書)作者:渡部昇一講談社Amazon読了日:2021年5月13日(木) 読書経緯:図書館→途中で購入 書誌情報:1976年4月20日 第一刷発行<感想> 図書館で、ボロボロになったものを借りてきて、公園の陽だまりで読んでいた。胸に刺さる箇…

東野圭吾「眠りの森」(講談社文庫)

眠りの森 (講談社文庫)作者:東野 圭吾講談社Amazon読了日:2021年5月10日(月) 読書経緯:図書館→読了後購入 書誌情報:1989年5月 講談社”推理特別書下ろし”作品として刊行<感想> 冒頭の正当防衛事件とその後の事件の間のミッシングリンク。バレー団員た…

荻原浩「明日の記憶」(光文社文庫)~削り落とされる記憶に宣戦布告!!

当ブログのアクセス数は、魔術的なまでに微少である。しかし、じたばたしても始まらないので、やけくそになってやろう。過去に書いたものを一部改変して掲載。長いぞ。誰も読まんだろう!ーーー初出:2005年3月10日けろやん。焼き芋:荻原浩「明日の記憶」~…

山田真哉「「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い~禁じられた数字(下)」(光文社新書)

「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)作者:山田 真哉光文社Amazon読了日:2021年5月9日(日) 読書経緯:Kindle Unlimited 書誌情報:2008年2月20日 初版第1刷発行<感想> 本書のシリーズ第一作「さおだけ…

西村賢太「藤澤清造追影」(文春文庫)

藤澤清造追影 (講談社文庫)作者:西村賢太講談社Amazon読了日:2021年2月16日(火)<感想> 藤澤清造についてのエッセイは、芥川賞受賞前のもの。併録されている「東京者がたり」は、著者西村の足跡をたどるエッセイ。西村のエッセイ(随筆)集の中では、出…

とゆ「メモと記録だけでストレスフリーな毎日を続ける仕事術」(インプレスコミュニケーションズ)

メモと記録だけでストレスフリーな毎日を続ける仕事術 マニュアル通りじゃないから続けられるタスク管理のコツ26箇条 (impress QuickBooks)作者:とゆインプレスAmazon読了日:2021年4月10日(土) 読書経緯:Kindle Unlimited 書誌情報:2013年11月1日 発刊…

天藤真「大誘拐」(創元推理文庫)

大誘拐―天藤真推理小説全集〈9〉 (創元推理文庫)作者:天藤 真東京創元社Amazon読了日:2021年4月24日(土) 読書経緯:所蔵 書誌情報:1978年11月10日 カイガイ出版部から書き下ろし刊行<感想> 悪人が登場しない。テンポが良い。最後の落ちのつけ方が見事…

西村賢太「瓦礫の死角」(講談社)

瓦礫の死角 (講談社文庫)作者:西村 賢太講談社Amazon読了日:2021年4月19日(月) 読書経緯:図書館 書誌情報:2019年12月9日 第一刷発行<感想> 母親へのDV、女性へのストーカー行為。最低の作品集だと思ったが、「四冊目の「根津権現裏」」での探書行動に…

小田やかた「これで読書ノートが続く!Kindle×Evernote読書術」

これで読書ノートが続く!本を探す・読む・活かすを効率的にする「Kindle×Evernote読書術」作者:小田やかた小田やかたAmazon読了日:2021年4月2日(金) 読書経緯:Kindle Unlimited 書誌情報:2020年6月26日 発売<感想> Evernoteをはじめとするデジタル・…

高野和明「13階段」(講談社文庫)

13階段 (講談社文庫)作者:高野 和明講談社Amazonおはようございます。高野和明「13階段」読了。伏線の張り巡らしがスリリング。展開はジェットコースター。意外な犯人とどんでん返し。お見事でした。ーーー以上、ツイッターのベタ打ち。いいね:65ーーー読了…

加藤忠史「双極性障害」(ちくま新書)

双極性障害【第2版】 ──双極症I型・II型への対処と治療 (ちくま新書)作者:加藤忠史筑摩書房Amazon読了日:2021年2月23日(火)<感想> 双極性障害の研究成果についての報告が中心。薬、症例、病気のメカニズムなどについて詳しく語られている。薬について…

西村賢太「苦役列車」(新潮文庫)

苦役列車(新潮文庫)作者:西村賢太新潮社Amazon読了日:2021年2月28日(日)<感想> 表題作「苦役列車」で芥川賞受賞(2011年1月17日)。本作は、ほかの西村作品に比べても、主人公があまりにもみじめすぎて、読んでいて苦しくなった。併録の「落ちぶれて…

大沢在昌「氷舞 新宿鮫Ⅵ」(光文社文庫)

氷舞 新宿鮫6~新装版~ (光文社文庫)作者:大沢 在昌光文社Amazon読了日:2021年3月23日(火)<感想> 公安物。新宿鮫お得意のやくざは脇に回っている。鮫島のライバル香田の造形が良い。鮫島の恋人の晶について。その生意気なキャラクターに辟易したこと…

池上彰×佐藤優「希望の資本論」(朝日文庫)

希望の資本論 (朝日文庫)作者:池上 彰,佐藤 優朝日新聞出版Amazon読了日:2021年4月18日(日) 読書経緯:所蔵 書誌情報:2015年3月 刊行<感想> 205ページという薄い本で、量的に物足りなかった。トマ・ピケティ「21世紀の資本」の日本語版の刊行が2014…

有栖川有栖「双頭の悪魔」(創元推理文庫)

双頭の悪魔 江神シリーズ (創元推理文庫)作者:有栖川 有栖東京創元社Amazonこんにちは。有栖川有栖「双頭の悪魔」読了。もう数え切れないくらい読んでいる小説です。読者への挑戦が3回入っていますが、初読の人も1回めのものは正解できそう。ただし、魅力…

佐藤優「人をつくる読書術」(青春新書)

人をつくる読書術作者:佐藤 優青春出版社Amazon読了日:2021年4月7日(水) 読書経緯:図書館→(読書途中で)購入 書誌情報:2019年2月15日 第1刷<感想> 大いに抜き書きしながら読んだ(当初読んだのは図書館の本で線引きができなかった)。読書術一般に…

倉知淳「星降り山荘の殺人」(講談社文庫)

新装版 星降り山荘の殺人 (講談社文庫)作者:倉知淳講談社Amazonおはようございます。倉知淳「星降り山荘の殺人」読了。何度目かの読書なので、伏線をたどることを主眼として読みました。ある1ページはもちろんのこと、あちこちに散りばめられていて発見があ…

佳多山大地「新本格ミステリを識るための100冊」(星海社新書)

新本格ミステリを識るための100冊 令和のためのミステリブックガイド (星海社新書)作者:佳多山 大地星海社Amazonおはようございます。佳多山大地「新本格ミステリを識るための100冊」読了。1987年から2020年までを辿った新本格作品のガイドブックです。「十…

RCサクセション『FIRST BUDOHKAN DEC.24.1981 Yeahhhhh..............』

購入した。FIRST BUDOHKAN DEC. 24.1981 Yeahhhhhh.......... (Deluxe Edition)(通常盤)(DVD付)(特典:なし)アーティスト:RCサクセションUniversal MusicAmazonVHS映像音源のDVD化とカセットテープ音源のCD化。少しずつ観ているんだけど懐かしいな。VHSの映像…

有栖川有栖「孤島パズル」(創元推理文庫)

<初心者におすすめのミステリ>孤島パズル 江神シリーズ (創元推理文庫)作者:有栖川 有栖東京創元社Amazon有栖川有栖「孤島パズル」(創元推理文庫)。孤島を舞台にした青春物の趣きもあり、ツカミはオッケー。そして本格ミステリの王道であるフーダニット…

(未読)ミヒャエル・エンデ「モモ」(岩波少年文庫)

モモ (岩波少年文庫)作者:ミヒャエル・エンデ,大島 かおり岩波書店Amazonおはようございます。M・エンデ「モモ」を読み始めました。「読んだことがある」「読んだ!」という二人の知り合いがいるので、私が読み終えたところで、読書会をやりたいと思っていま…

倉知淳「シュークリーム・パニック」(講談社文庫)

シュークリーム・パニック (講談社文庫)作者:倉知淳講談社Amazon読了日:2022年6月8日 読書経緯:所蔵 書誌情報:2013年10月、11月 講談社ノベルス(二分冊で刊行)おはようございます。倉知淳「シュークリーム・パニック」読了。ショート・ショートあり、名…

(暫定)倉下忠憲「すべてはノートからはじまる」(星海社新書)

すべてはノートからはじまる あなたの人生をひらく記録術 (星海社 e-SHINSHO)作者:倉下忠憲講談社Amazonおはようございます。倉下忠憲「すべてはノートからはじまる」読了。ノートのハックスが盛りだくさんでした。印象的なのは、ノートに書くことで、見直す…

ジャーナリング・・・みたいな。

久しぶりにジャーナリングをやった。まあ、ジャーナリングというかメモ書きなんだけど。このところ読書する時間が長くて、書き出すことを怠っていた。文章のインとアウト。両者のバランスが大切だね。それにしても、久しぶりのメモ書きは気持ちよかったぞ。…

eastern youth『雲射抜ケ声』

雲射抜ケ声TOY'S FACTORYAmazon久しぶりに聴いた。発売と同時に購入。1999年10月20日。ライブをおっかけしていた。いま聴くとけっこう胸が苦しくなる。 「浮き雲」 今、午前の空の下 目に滲み入る青と白 歩道が焼ければ 濁った憂いが溶けて流れる 歩く速さで…

東野圭吾「聖女の救済」(文春文庫)

聖女の救済 (文春文庫)作者:東野 圭吾文藝春秋Amazonおはようございます。東野圭吾「聖女の救済」読了。「容疑者Xの献身」に続く、ガリレオ作品なんだけど、ミステリ的には本作品の方が上ではないかな?一発芸的大トリックなんだけど、読んでいて「もしかし…

ニーチェ(・・・のカバー)を捨てて!

本の帯を取っておきますか?というのが話題になっていますね。私は基本的に大事に取っておきます。ただ、よく読み返す本は、帯どころかカバーも捨てちゃいます。読み返しやすいので。そんな愛憎半ばする私の帯事情です。 ーーー 汚くしてしまったページ。赤…

(積読本)西村賢太「疒の歌」(新潮文庫)

(やまいだれ)の歌 (新潮文庫)作者:西村 賢太新潮社Amazon発注してから、だいぶ経ってAmazonから到着。西村の作品は、主人公北町貫多の年齢によって、面白さが大いに異なる。三十代はDVシーンがあり、あまり好きじゃない。二十歳前後の孤軍奮闘する貫多の姿が…

大倉崇裕「福家警部補の報告」(創元推理文庫)

福家警部補の報告 (創元推理文庫)作者:大倉 崇裕東京創元社Amazon読了日:2022年5月28日(土) 読書経緯:所蔵 書誌情報:2013年2月 東京創元社<感想> 「福家警部補の挨拶」「再訪」につづく第三作目「報告」。いずれも短編集。おはようございます。大倉崇…

奥野宣之「情報は一冊のノートにまとめなさい[完全版]」(ダイヤモンド社)

情報は1冊のノートにまとめなさい[完全版]作者:奥野 宣之ダイヤモンド社Amazon読了日:2021年5月2日(日) 読書経緯:図書館 書誌情報:2013年11月28日 第1刷(2008年の親本を全面改訂)<感想> ベストセラーになった親本の改訂完全版。情報(インプット…