けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

室矢憲治「'67~'69 激動の3年間」(河出書房新社)

`67〜`69 ロックとカウンターカルチャー 激動の3年間:サマー・オブ・ラブからウッドストックまで作者:室矢 憲治河出書房新社Amazonおはようございます。東京は蒸し暑いです。読み始めました。ビートルズを軸にして、1960年代後半をドキュメントした書籍…

ツイッターについて。(追記あり)~ッィ、ッィ、ッィ♪

ブログを書く気力が湧かないでござる。ツイッターは書いたくせに。いいねもらって嬉しがってたくせに。そのツイッターとこのブログとの位置付けがはっきりしなくて、最近、精神的にストレスが溜まっているようなんだ。・・・ああ、あくまで、ネット上での疲…

朝日。

昇る朝日のようになりたい。いや、べつにいっか。

名刺代わりの小説10選(国内文芸作品篇)

ツイッターに投稿したのを置いておこう。ブログだとAmazonの書影で映えるしね。あと、せっかくなのでセレクトした作品に、一言コメントを付しておこう。それにしても、今回の文芸作品篇を見てもらうのは、なんだか恥ずかしいなあ・・・。でも始めましょう。…

大沢在昌「新宿鮫」(光文社文庫)

新宿鮫~新宿鮫1 新装版~ (光文社文庫)作者:大沢 在昌光文社Amazon読了日:2021年3月25日(木) 読書経緯:所蔵 書誌情報:1990年9月 カッパノベルスより刊行<感想> 綾辻行人「十角館の殺人」(1987年)を嚆矢とする新本格ムーブメント真っ只中に発表さ…

ツイッター拾遺:本の雑誌6月号

あとで使うかも。わかってるけどさ。 ツイッターって流れちゃうものだから困っちゃうよ・・・。ツイート文が熱い。「本の雑誌」西村賢太追悼号。「気迫」が凝り固まってできたような特集で圧倒された。まずもって冒頭の藤澤清造全集内容見本のすさまじさよ。…

佐藤さとる「だれも知らない小さな国」(青い鳥文庫)~峠に始まる物語。

大好きなコロボックル物語の分析をしています。同じ本を二冊用意します。 一冊を保存・閲覧用にして、もう一冊をぼろぼろになるまで線を引いたり、書き込みをする分析用にします。 分析用はこんな感じになります。 さっそく物語の鍵がみつかりました!コロボ…

マインドフルネス・・・みたいな。

マインドフルネスのバリエーションを考えています。 そのうちの一つ、音楽瞑想(と名付けたもの)をよくやっています。これは、音楽の全体を聴くのではなく、ラインを聴くものです。ラインというのは、ベースラインであったりヴォーカルのラインのことで、そ…

夕餉~朝が楽しみ。

ちょっと早いけど夕餉の支度。大好物の鰹のたたきです!旬です!食べ終えたら、のんびり音楽を聴いて、19時には眠ります。そして、朝は3時に起床。なにしろ、この季節の朝は気持ちいいですからね。朝が楽しみ。

緑の散歩道。

近所の散歩道です。 気持ち良い季節ですね。早朝に歩くと、ぴんっ!と背筋が伸びます。

名刺代わりの小説10選(海外編)

ツイッターに投稿したものを転載しておこう。なくしちゃいそうだからね。#名刺代わりの小説10選 海外編です。1.A・ミルン「赤い館の秘密」(創元推理文庫)赤い館の秘密【新訳版】 (創元推理文庫)作者:A・A・ミルン東京創元社Amazon2.A・バークリー「第…

日下三蔵編「横溝正史エッセイコレクション全3巻」(柏書房)

横溝正史エッセイコレクション1 探偵小説五十年 探偵小説昔話作者:横溝 正史柏書房Amazonツイッターで局地的に盛り上がっている。柏書房「横溝正史エッセイコレクション」全3巻の見本着! 計1300ページ一挙発売という無茶な企画でしたが、こうして本の形に…

東野圭吾「真夏の方程式」(文春文庫)

真夏の方程式 (文春文庫)作者:東野 圭吾文藝春秋Amazon読了日:2021年2月26日(金) 読書経緯:図書館→読了後に購入ドラマや映画でおなじみの探偵ガリレオシリーズ。傑作。ミステリとしては、ホワイダニットとミッシングリンク物。そして、物語としては少年…

西條奈加「心淋し川」(集英社)

心淋し川作者:西條 奈加集英社Amazon読了日:2021年3月20日(土) 読書経緯:人から借りた→読了後に購入 書誌情報:2020年9月10日 第一刷発行<感想> 第164回直木賞受賞作品。連作短編集。「はじめましょ」の家族譚に落涙。「冬中夏草」の業に寒気。濃淡あ…

羽田圭介「成功者K」(河出書房新社)

成功者K (河出文庫)作者:羽田圭介河出書房新社Amazon読了日:2021年2月10日(水) 読書経緯:図書館<感想> 芥川賞受賞後まもなく発表された作品。物語としても面白く、テレビ業界という舞台設定もよい。物語に馴染んでいる。そして現実と幻想が混じり合う…

朝餉

なめこ汁の朝餉なめこには、ねばりがなめこと共通していて、青色が映えるおくらがベストなんだけど、買い忘れてしまったので、ネギの青色で色付けしました。味噌は赤味噌です。

西村賢太「随筆集 一私小説書きの弁」(新潮文庫)

先日逝去された西村賢太。同氏の作品については、2021(令和3)年初に立て続けに読んだ。しかし、そのほとんどについて、感想を書いていないなど記録の不備が大きく、いまとなっては残念だ。まっ、また読み直して、そのときの感想を書いていけばいいんだよね…

祝!第22回本格ミステリ大賞受賞:米澤穂信「黒牢城」(KADOKAWA)

やったぁ!米澤穂信「黒牢城」が第22回本格ミステリ大賞[小説部門]を受賞しました!! 速報/第22回「本格ミステリ大賞」受賞作決定!〔小説部門〕w受賞『大鞠家殺人事件』芦辺 拓(東京創元社)『黒牢城』米澤穂信(KADOKAWA)〔評論・研究部門〕『短編…

本日、都内某所にて・・・

本日午後、都内某所で開票式が行われ、「第22回本格ミステリ大賞」が決定します。速報はこのツイッターアカウントでお知らせしますので、フォローをよろしくお願いいたします。(黒)— 本格ミステリ作家クラブ (@honkakumystery) 2022年5月12日 感想文を書い…

西村賢太「寒灯・腐泥の果実」(新潮文庫)

寒灯・腐泥の果実 (新潮文庫)作者:西村 賢太新潮社Amazon読了日:2021年1月25日 読書経緯:所蔵 書誌情報:2011年6月 単行本「寒灯」(文庫化に際して改題)<感想> 秋恵物。DVシーンはあるのだけど、なんとなく落ち着いた印象を受ける作品集。秋恵との同棲…

出汁倉庫。

干し椎茸、昆布、煮干し、鰹節など。よく使う鰹節は、使いやすいところに鎮座させています。

横溝正史「悪魔の手毬唄」(角川文庫)

過去に書いた感想文の再掲(抜粋)。童謡殺人の動機づけについて。 伏線回収の妙、そして伏線回収の砂 - けろやん。メモ2012年11月11日初出。 ーーー金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄 (角川文庫)作者:横溝 正史KADOKAWAAmazon童謡殺人もの。海外作品では、…

有栖川有栖「双頭の悪魔」(創元推理文庫)

過去に書いた感想文の再掲(抜粋)。有栖川有栖「双頭の悪魔」の伏線回収について。 伏線回収の妙、そして伏線回収の砂 - けろやん。メモ2012年11月11日初出。 ーーー双頭の悪魔 江神シリーズ (創元推理文庫)作者:有栖川 有栖東京創元社Amazon著者屈指の傑作…

有栖川有栖「女王国の城」(東京創元社):最後のホワイダニット。

過去に書いた感想文の再掲。第8回(2008年)本格ミステリ大賞受賞作「女王国の城」について。 有栖川有栖「女王国の城」〜最後のホワイダニット - けろやん。メモ2007年12月21日初出。ーーー女王国の城 (創元クライム・クラブ)作者:有栖川 有栖東京創元社Ama…

佐藤さとる「小さな国のつづきの話」(青い鳥文庫)

コロボックル物語5 小さな国のつづきの話 (講談社文庫)作者:佐藤さとる講談社Amazon読了日:2021年6月10日(木) 読書経緯:所蔵 書誌情報:1983年 単行本刊行 <感想> 1983年刊行。第四作「ふしぎな目をした男の子」は1971年刊行。12年おいて刊行された第…

第22回(2022年)本格ミステリ大賞やいかに?

本格ミステリ作家クラブ (@honkakumystery) · Twitter https://twitter.com/honkakumystery 第22回本格ミステリ大賞の開票式は5/13(金)の夕方を予定しております。 ふむふむ。じつは、今日あたりに発表、 →候補作の「黒牢城」が受賞と相成り、 →昨日のエン…

米澤穂信「黒牢城」(角川書店)

黒牢城 (角川書店単行本)作者:米澤 穂信KADOKAWAAmazon読了日:2022年1月4日(火) 読書経緯:所蔵、2021年12月7日(火)購入、1,760円(新刊) 書誌情報:2021年6月2日 初版発行<感想> 連作短編集。時代物らしい硬質な文体が、読む身を引き締める。主人公…

夜月。

雑墟。

遠雷。