けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

垣根涼介「ボーダー」(文春文庫)

<Twitterへの投稿の転載:関連エントリあり>ボーダー ヒートアイランド4 ヒート アイランド (文春文庫)作者:垣根 涼介文藝春秋Amazonむかし大事件を起こしたストリートギャングたち。それが白日のもとにさらされる危機に直面する。ヒートアイランドシリー…

夏の終わり?

一昨日くらいから、朝晩と涼しくなってきた。

三谷宏治「戦略読書」(日経ビジネス人文庫)

<Twitterへの投稿の転載>戦略読書 増補版作者:三谷 宏治日経BP 日本経済新聞出版本部Amazon表紙がステキ。口絵がスゴイ。 本の読み方とブックガイド。筆者はコンサルティングの人なんだけど、専門書に偏らず、SFや自然科学の本の紹介にも余念がない。人と…

ブックオフで買いますた!

よくわからない。 編集からのお願いなんですが著者に直接「図書館で借りた/ブックオフで買っておもしろかった」と伝えるのはやめてください - Togetter いや、興味が薄いのであんまり呼んでいないんだけど。編集の人がなんでこういうことを訴えるのだろう? …

我孫子武丸「8の殺人」「0の殺人」「メビウスの殺人」(いずれも講談社文庫)

<Twitterへの投稿の転載> どーん!と三連投したのをまとめたよ。我孫子武丸「8の殺人」(講談社文庫)新装版 8の殺人 (講談社文庫)作者:我孫子武丸講談社Amazon通称8の字屋敷で発生した殺人事件(館モノですな)の真相に挑むのは、警部補を筆頭とする三…

愛着について。

悲しいことがあっても、愛着を大切にしなければいけないな。

沢木耕太郎「テロルの決算」(文春文庫)

<Twitterへの投稿の転載:関連エントリあり>テロルの決算作者:沢木耕太郎文藝春秋Amazon1960年。山口二矢が浅沼稲次郎を刺殺するというテロが勃発する。筆者は、両者の生い立ちをさかのぼり提示した後、テロの模様を描写する。浅沼の来歴を読むと戦前戦後…

宮本輝「星々の悲しみ」(文春文庫)

<Twitterへの投稿の転載:関連エントリあり>星々の悲しみ (1984年) (文春文庫)文藝春秋Amazon再読。初読は16歳。初読以来、読み返したくてもできなかった。自身の思春期に受けた衝撃がわりと大きくて、手に取れなかったのだ。予備校生たちの青春群像。ほろ…

梅棹忠夫他「私の履歴書~知の越境者」(日経ビジネス人文庫)

<Twitterへの投稿の転載>日経新聞の名物連載「私の履歴書」。本書は白川静氏を始めとする学際的な研究者たちの履歴書。感銘を受けたのは梅棹忠夫氏。いわずと知れたフィールドワークの先駆者であり、その辺境でのワークは眩しい。若い人たちに読んでほしい…

高田崇史「QED~龍馬暗殺」(講談社ノベルス)

<Twitterへの投稿の転載>QED〈龍馬暗殺〉 (講談社文庫)作者:高田 崇史講談社Amazon現代の事件と歴史推理が織りなすミステリ。前者は、四国の奥地の村が隔絶される中、殺人事件が発生する。後者は、坂本龍馬暗殺の黒幕を探るというもの。現代編は、独立させ…

裸の日記帳。

Twitterは楽しいのだけれど、どうも(短文投稿ということで)ハードルが低くて飽き足りない。そこで、伝家の宝刀たるブログを書こうと努力している今日このごろである。さて、ブログを書くならば、まずはネタを拾ってこよう。そこで登場するのがはてなトップ…

高田崇史「QED~鎌倉の闇」(講談社ノベルス)

<Twitterへの投稿の転載>QED~ventus~〈鎌倉の闇〉 (講談社文庫)作者:高田 崇史講談社Amazon民族学的蘊蓄と現代の事件が並行するQEDシリーズ。事件はいらないから蘊蓄を突き詰めてくれ!と思うこともあるが、本作品は両者の繋がりが濃く、鏡のようになって…

だめ。

ブログが書けない。

京極夏彦「陰摩羅鬼の瑕」(講談社ノベルス)

<Twitterへの投稿の転載>陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず) (講談社ノベルス)作者:京極 夏彦講談社Amazon鳥の剥製で覆われた通称「鳥の城」。その当主のもとに女性が嫁ぐたびに、彼女たちは殺されていく。京極堂の憑き物落としはいかに発揮されるのか?不調…

京極夏彦「陰摩羅鬼の瑕」拾遺。

メモ。 陰摩羅鬼の瑕。いま読み返しています。ドタバタが控えられて、落ち着いた印象があります。 と書き込みをしたら、的確かつ素敵な返信があった。 わかります!いつものがオーケストラのための賑やかな交響曲だとしたら陰摩羅鬼はピアノのための静かな小…

蘇部健一「六枚のとんかつ」(講談社文庫)

<Twitterへの投稿の転載>六枚のとんかつ (講談社文庫)作者:蘇部健一講談社Amazonジャンルは言わずとしれた六とん。でも軽妙なやり取りやどんでん返し(褒めすぎ?)は楽しい。それは「九マイルは遠すぎる」を彷彿とさせる(褒めすぎ!)。某ミステリ作家が…

邂逅

メモ。京極夏彦「鵼の碑」。9/14(木)発売。2023年7月31日21時00分をもちまして情報解禁となりました。タイトルが予告されて以来、ここまで待ち望まれ続けた小説も稀有ではないでしょうか。百鬼夜行シリーズ最新作にして京極夏彦さん17年ぶりとなる書き下ろ…