けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

2023-01-01から1年間の記事一覧

東野圭吾「あなたが誰かを殺した」(講談社)

<Twitterへの投稿の転載>あなたが誰かを殺した作者:東野 圭吾講談社Amazon東野圭吾「あなたが誰かを殺した」#読了大量殺人が起こるが、犯人はすぐに逮捕される。しかし事件の全容が明らかにならず、遺族たちが事件を検討する会を開く。表題の意味するとこ…

J・D・カー「緑のカプセルの謎」(創元推理文庫)

<Twitterへの投稿の転載:補注あり>緑のカプセルの謎【新訳版】 (創元推理文庫)作者:ジョン・ディクスン・カー東京創元社AmazonJ・D・カー「緑のカプセルの謎」#読了 海外古典ミステリ。新訳だったせいか読みやすかったです。とくに会話が自然。 犯行現場…

ひろたつ「絶対に読んどけっていうミステリー小説」(Twitter集計イベント)

出ました!www.orehero.netもったいなくて、まだ読んでいません。読む前に予想してみましょう。 1.夕木春央「方舟」は、初登場でベスト10に入る!2.綾辻行人「十角館の殺人」は、一位の座を陥落するもベスト10に入る。3.船戸与一は、ランキングに…

志水辰夫「あした蜉蝣の旅」(集英社文庫)

<Twitterへの投稿の転載:補注あり>あした蜉蝣の旅作者:志水 辰夫毎日新聞社Amazon志水辰夫「あした蜉蝣の旅」#読了北前船の財宝をめぐって、あちこちの筋が右往左往する。くせがあるけど憎めない爺さんが魅力的。ただ、ストーリーが散乱していて、ついて…

講談社編「ミステリースクール」(講談社)

Twitterでツンデレした。ミステリースクール作者:円堂都司昭,大森望,佳多山大地,栗俣力也,末國善己,杉江松恋,千街晶之,瀧井朝世,政宗九,村上貴史,吉田伸子,吉野仁,若林踏講談社Amazonツン 高い!!3,850円也。 ミステリーの旅へどうぞ、みたいに振っておきな…

船戸与一「祖国よ友よ」(徳間文庫)

<Twitterへの投稿の転載:補注あり>祖国よ友よ (徳間文庫)作者:船戸 与一徳間書店Amazon船戸さん。完成された作品をつぎつぎと生み出したという印象が強いが、本作はよい意味で荒削りな作品を収録した短編集。それもそのはず、デビュー直後の作品集なので…

サポーターがため。

左膝の捻挫が治らない・・・。原因不明。ひねった覚えもない。医者に行ったけど、言ってることがよくわからない。とりあえず、ガッシリしたサポーターをもらった(買った)のでガシガシ固めている。秋の登山(低い山)に行こうと考えているんだけど、このま…

もったいない。

読み進むのがもったいない。本の雑誌の目黒考二・北上次郎・藤代三郎 (別冊本の雑誌 21)本の雑誌社Amazon読み終えたら感想文を書こう。

図書館で借りることと新刊を購入することについて。

「図書館本で読みました!」「100均古本で買いました!」派と「待っていました。新刊出たから買います」派と、そりゃあぼくのなかでは2万度ぐらい温度が違います。いちいちコメントしませんが、そういうものだとご理解ください。いちいち「図書館で予約しま…

冬の足音。

午前3時の外気温が18.9度。5時半に運動のために外出したら、日の出はまだだった。秋ってこんなだっけ?思えば9月もおしまいか。

ベランダ片しの日々。

実家マンションの大規模修繕のため、母を手伝ってベランダの片付けをやっていた。ベランダは、わりと広々としているので、けっこうな労働。プランター類は、申し訳ないけれど、土を出してぜんぶ片した。鉢植えは、マンション内に退避スペースが用意されてい…

夕木春央「十戒」(講談社)

<Twitterへの投稿の転載>十戒作者:夕木春央講談社Amazonネタバレにならないように、あらすじ等は割愛します。寂しいので少し。筆者の「どうやって読者のみんなをびっくりさせてやろう?」熱量が原動力になっていると思います。そして、「方舟」に魅せられ…

原田マハ「リボルバー」(幻冬舎文庫)

<Twitterへの投稿の転載:補注あり>リボルバー (幻冬舎文庫)作者:原田マハ幻冬舎Amazon初読み作家さん。読書好きのみなさんのTLで出会いました。オークションハウスに持ち込まれた拳銃は、ゴッホの死に関係するものなのか?ゴッホとゴーギャンの友情と畏怖…

Twitterで欲求が満たされる、あるある。

もう、だいぶ前になるけどTwitterで嬉しいことがあった。Twitterでは、本の感想ばかり書いているのだけど、珍しく映画に反応したときのこと。 #名刺代わりの映画10選「スティング」 「明日に向かって撃て」 「戦略大作戦」 「ゴッドファーザー」 「グッドフ…

池上彰×佐藤優「黎明 日本左翼史」(講談社現代新書)

<Twitterへの投稿の転載:補注あり>黎明 日本左翼史 左派の誕生と弾圧・転向 1867ー1945 (講談社現代新書)作者:池上彰,佐藤優講談社Amazon戦前の左翼史。明治初頭の松方デフレで農民が没落して、労働者階級になったことが、社会主義の萌芽になった…

17年ぶりの新作と、追悼・・・。

今月は、大きい本を二冊買う予定。大きいとは、価格とボリューム双方が大きいのこと。まずはコチラ。鵼の碑 【電子百鬼夜行】作者:京極夏彦講談社Amazon832ページ(!)なり。なにしろ百鬼夜行シリーズ17年ぶりの新作だ。14日発売だ。つぎはコチラ。…

ソフトバンクと楽天の憂鬱、あるいは幽体離脱。

もう、こういうことを書くのはやめにしようと思ってはいるんだけど。やっぱり好きなものは好き。さて、まずはソフトバンクGから。 ソフトバンクG、赤字9701億円=2期連続、投資事業で損失―23年3月期 | 時事通信ニュース ソフトバンクグループ(SB…

アツアツ。

残暑を吹き飛ばそう!と思って、熱々の烏龍茶を淹れた。ことのほか美味なり。

垣根涼介「ボーダー」(文春文庫)

<Twitterへの投稿の転載:関連エントリあり>ボーダー ヒートアイランド4 ヒート アイランド (文春文庫)作者:垣根 涼介文藝春秋Amazonむかし大事件を起こしたストリートギャングたち。それが白日のもとにさらされる危機に直面する。ヒートアイランドシリー…

夏の終わり?

一昨日くらいから、朝晩と涼しくなってきた。

三谷宏治「戦略読書」(日経ビジネス人文庫)

<Twitterへの投稿の転載>戦略読書 増補版作者:三谷 宏治日経BP 日本経済新聞出版本部Amazon表紙がステキ。口絵がスゴイ。 本の読み方とブックガイド。筆者はコンサルティングの人なんだけど、専門書に偏らず、SFや自然科学の本の紹介にも余念がない。人と…

ブックオフで買いますた!

よくわからない。 編集からのお願いなんですが著者に直接「図書館で借りた/ブックオフで買っておもしろかった」と伝えるのはやめてください - Togetter いや、興味が薄いのであんまり呼んでいないんだけど。編集の人がなんでこういうことを訴えるのだろう? …

我孫子武丸「8の殺人」「0の殺人」「メビウスの殺人」(いずれも講談社文庫)

<Twitterへの投稿の転載> どーん!と三連投したのをまとめたよ。我孫子武丸「8の殺人」(講談社文庫)新装版 8の殺人 (講談社文庫)作者:我孫子武丸講談社Amazon通称8の字屋敷で発生した殺人事件(館モノですな)の真相に挑むのは、警部補を筆頭とする三…

愛着について。

悲しいことがあっても、愛着を大切にしなければいけないな。

沢木耕太郎「テロルの決算」(文春文庫)

<Twitterへの投稿の転載:関連エントリあり>テロルの決算作者:沢木耕太郎文藝春秋Amazon1960年。山口二矢が浅沼稲次郎を刺殺するというテロが勃発する。筆者は、両者の生い立ちをさかのぼり提示した後、テロの模様を描写する。浅沼の来歴を読むと戦前戦後…

宮本輝「星々の悲しみ」(文春文庫)

<Twitterへの投稿の転載:関連エントリあり>星々の悲しみ (1984年) (文春文庫)文藝春秋Amazon再読。初読は16歳。初読以来、読み返したくてもできなかった。自身の思春期に受けた衝撃がわりと大きくて、手に取れなかったのだ。予備校生たちの青春群像。ほろ…

梅棹忠夫他「私の履歴書~知の越境者」(日経ビジネス人文庫)

<Twitterへの投稿の転載>日経新聞の名物連載「私の履歴書」。本書は白川静氏を始めとする学際的な研究者たちの履歴書。感銘を受けたのは梅棹忠夫氏。いわずと知れたフィールドワークの先駆者であり、その辺境でのワークは眩しい。若い人たちに読んでほしい…

高田崇史「QED~龍馬暗殺」(講談社ノベルス)

<Twitterへの投稿の転載>QED〈龍馬暗殺〉 (講談社文庫)作者:高田 崇史講談社Amazon現代の事件と歴史推理が織りなすミステリ。前者は、四国の奥地の村が隔絶される中、殺人事件が発生する。後者は、坂本龍馬暗殺の黒幕を探るというもの。現代編は、独立させ…

裸の日記帳。

Twitterは楽しいのだけれど、どうも(短文投稿ということで)ハードルが低くて飽き足りない。そこで、伝家の宝刀たるブログを書こうと努力している今日このごろである。さて、ブログを書くならば、まずはネタを拾ってこよう。そこで登場するのがはてなトップ…

高田崇史「QED~鎌倉の闇」(講談社ノベルス)

<Twitterへの投稿の転載>QED~ventus~〈鎌倉の闇〉 (講談社文庫)作者:高田 崇史講談社Amazon民族学的蘊蓄と現代の事件が並行するQEDシリーズ。事件はいらないから蘊蓄を突き詰めてくれ!と思うこともあるが、本作品は両者の繋がりが濃く、鏡のようになって…