もう、こういうことを書くのはやめにしようと思ってはいるんだけど。やっぱり好きなものは好き。
さて、まずはソフトバンクGから。
ソフトバンクグループ（ＳＢＧ）が１１日発表した２０２３年３月期の連結決算（国際会計基準）は、純損益が９７０１億円の赤字（前期は１兆７０８０億円の赤字）だった。
（略）
新興企業などに投資する主力の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド（ＳＶＦ）」で５兆３２２３億円もの損失が発生した。
（略）
中国電子商取引最大手アリババ集団の株式評価益などで４．６兆円の投資利益が発生したが、これら損失を補いきれなかった。
（太字化は引用者、以下同）
数年前、鳴り物入りで立ち上げたSVF。どうも塩梅よろしくないようで５兆円の損失が発生。いくらなんでも５兆円もの損失をそのまま計上するわけにはいかなかったのか、保有している虎の子資産のアリババ株を手放して４．６兆円の収益をSVFの損失にぶつけたという構図。これで少しは小綺麗になったよね、見かけは。
そんなわけで、素人の私にもソフトバンクがたいへん、たいへんはわかった。
では、こんなとき親分の孫正義さんはなにをしているのだろうかしらん？
「2022年10月から、右脳を再活動させ、8カ月間で630件の発明をした。この勢いだと、1年間で1000件弱の発明ができる。大半が駄作だと思うが、なかには自分でもびっくりするような、間違いなく人類の未来に大きな影響を与えるものを思いついた。
（略）
630件の発明のテーマの大半が、「超人類」に関するものだという。「人々がまだ見たことがない、聞いたことがない、触れたことがない世界を考え、世の中にないものをイメージし、理論的に作り、具体性を持たすことができれば、それは発明になる。『超人類』の誕生が目の前に迫ってきている。だから、時間がない、手が足りない。それで私は忙しい」と語る。
超人類の誕生が間近なので、時間がない、手が足りない、それで私は忙しいとのこと。そんな発明王になったのは、右脳を使い出したからだとのこと。いや、右だろうと左だろうと構わないのだけれども、使い出したのが２０２２年１０月から。
これ、上述の記事にあるSVFがボロボロになり始めたころと重なる気がするんだけどなあ。要するに右脳に行ったのは現実逃避からなんじゃないかと思ってしまうよ。
なんだかソフトバンクGは危ないそうだぞ！！
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つぎは楽天G
1兆円規模の社債返還が待つ楽天、赤字決算も三木谷氏「絶対の自信がある」--鍵はモバイル黒字化とAI（CNET Japan） - Yahoo!ニュース
2023年1月から6月までの連結決算が1399億円の最終赤字であることが明らかになった。
（略）
楽天グループでは2024年から3年間で1兆円規模の社債の返還が迫っており、残された時間は限られている。
楽天Gに関しては、モバイル事業での大赤字が注目されているけれども、じつは社債の償還を始めとする資金繰りのほうが大きな問題じゃないのかな？損益計算書じゃなくて貸借対照表上の問題。
まあ、さておき。親分の三木谷さんは何をしているのかしらん？
楽天グループの三木谷浩史会長兼社長は、がん治療法の開発を手掛ける米バイオテクノロジー関連スタートアップに自身の時間の５分の１を充てていると明らかにした。
（略）
先週は横浜市で「楽天オプティミズム」と呼ばれるイベントも主催した。
この困難な時期にスタートアップもナニもないと思うのは、私が凡人だからかな。手堅く財務を立て直せばってアドバイスしたいよ。あと「楽天オプティミズム」って・・・。願望かしらん。
楽天の社員さんは働かないみたいだぞ！！
anond.hatelabo.jp
（本稿以上）
