けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 長野に行った(4):戸隠という世俗的な迷宮に足を踏み入れた。

以下、難癖付けまくりのエントリです*1

長野に行ったの二日目。戸隠を目指しました。今回の長野行の目玉の一つは戸隠神社
さて予定では長野市のホテルを引き払い戸隠で宿泊するつもりだったのですが、事前の宿さがしで開いた口が閉まらなくなったのでやめました。やめてよかったです。宿泊候補に挙げた宿のクチコミを見てみましょう。接客業に向いてないさんのリクエストです。

宿坊旅館大西
まずスリッパがホコリまみれで子どもに履かすのは思わず止めときと言ってしまう程でした。部屋はそこまでひどくありませんでしたが料理にもびっくりしました。天ぷらがあったのですがしなしなでべちゃくちゃで自分で揚げた方がマシな位・・・そして朝ごはん。席についてもなかなかごはんがでてこないので声を掛けると、今から持って行きますけど!と強く言い返され・・・そして帰りが衝撃的!ネット予約には幼児から別途料金がかかると書いてあったのに2歳の子どもが幼児だと言い張り勝手に料金上乗せ!そして理由を聞きに行くとうちわで文句たらたら言い最終的に乳児も幼児も一緒ですと言い返され・・・もう唖然の一言でした。若い女性はすいません。気を悪くされてとおっしゃって下さったが年配女性は最後の最後まで文句を言い続け・・・それでも接客業かと思わされた1日でした。
(太字化および赤字化のみ引用者、レビュー本文は私が書いたものじゃない)

いま持っていきますけど、なにか?って2ちゃんねるを地で逝ってどうする。
おそらく「しなしなでべちゃくちゃ」*2な天ぷらが飛び出してくるコースは、「戸隠の郷土料理を堪能♪プラン 7,685円コース。」(キリ!)。天ぷら割り増しが約2,000円ですが、なにか?コースだと思われ。
そして店が自慢気に「堪能♪」なプランなのに、

天ぷらがあったのですが

なに、この転がっていた天ぷら感?
他の宿も(調べた限りでは)こんな感じだった。行ってみて分かったんだけど、戸隠っていうところはスキー場の町。さびれた民宿が立ち並んでいて「はて?どうやってみんなは生活しているのかしら?」と思ったんだけど冬が書き入れ時なんだね。
ちなみに私が長野駅前に宿泊したホテルは4,000円弱。マンションの1階と2階が「ホテル」になっているタコ部屋仕様だったけど、また長野に行く時は世話になるぞ。
−−−
さて長野といえば、いや戸隠といえば蕎麦の総本山です。前日に善光寺の門前で喰ったそばがあまりにも不味かったので、戸隠に行くバスの中で有名どころのお蕎麦屋さんを探してみました。ここです!
食べログ:うずら家(うずらや)
おお!評価点数3.93ポイント!ひねくれ者の私なのでみんなの声とか嫌いなんですが、それでもびっくりです。そして、喰ったら美味かった。いや食べたら美味しかったです。
・・・しかし、店のパンフレットをつらつらと眺めていたら、謎が生まれてきたのです。以下、引用で「しなしなでべちゃくちゃ」になっていきます。
店のパンフレットです。

引用してみましょう。

島崎藤村の小説『夜明け前の』冒頭の一節である。主人公の青山半蔵は、藤村の父親島崎正樹がモデル。古い宿場町、旧家の当主である。

ん?ちょっと疑問符。続けて引用しましょう。

既に、家業を継いでいた兄に連れられた春樹少年は、母が自ら織ってくれた羽織と帯をつけ、背中には、母が行商人から買ってくれた、小さなカバン。

おい!これどこかで読んだ文章だぞ!帰京して朝日新聞2003年8月9日付けを引っ張り出したところ、

引用。

すでに、家業を継いでいた長兄に連れられた春樹少年は、母が自ら織ってくれた羽織と帯をつけ、背中には、母が行商人から買ってくれた小さなカバン。

うづら家版が「既に」「長兄」「、小さなカバン」という差異は認められるものの同じだろ?
さらにうずら家版。

国学者でもあった主人公が、幕末から明治初頭の激動期に生きた道筋を辿りながら、明治維新を描いた。

朝日新聞版。

平田派の国学者(中略)たどりながら(以下略)

中略部分と以下略部分は同一文章。うーむ・・・。そもそも戸隠って木曽路か?
−−−
さておき、うずら家の天ぷらは美味かったぞ美味しかったよ。

 < ツイッターやってるよ!https://twitter.com/keroriyan

*1:面白かっただけなので、難癖じゃないつもりです。

*2:「べちゃべちゃ」ではなく「ベチャクチャ」に笑った。