けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 あなたはデジタリアン?それともアナロギアン?


書かないことについて書きました。

けろやん。メモ:書かないことに畏敬の念を抱きながらも書いていくということ。
私の感覚では、ビジネスリーダーとかデキル人(仕事だけじゃなくて)は「書いていない」と思う。会議中とかにメモを取らない。記憶するだけでなく、即座に事象を噛み砕いて消化してしまっている。たぶん。

このことについて、なんと研究結果が報告されたようです!

メモを取っても記憶は定着しない
(神経衰弱ゲームについて)結果としてわかったのは、メモをとっていたグループの方が、カードの位置を思い出すことについて、ずっと成績が悪かった、という事実だ。
(括弧内は引用者)

おお!私が書いた「デキる人はメモを取らない」ということが実証されましたね。
とはいえ実証研究結果はつぎのような状況みたいです。

メモをとっていた学生たちのメモは没収されてしまう。

なんだメモは没収されちまうのか。メモする意味ねえじゃん。メモって見なおすものだろ。メモはチラシの裏じゃねえんだよ。
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言葉が乱暴になってきたので落ち着きましょう。
ほかにも記憶に関するエントリがありました。こちらです。

ぽむっと暮らす。:デジタルで読書記録してた頃の話。やり方とメリデメ。
そんなデジタル志向の自分がアナログ読書記録派に趣旨変えした詳しい経緯は、このブログのカテゴリ「本読みさんの文具」をお読みいただくとして、一言で言うと「紙の記録の方がセレンディピティが起こりやすい気がする」になります。
(太字化は引用者)

セレンディビティに関しては圧倒的に神に軍配が上がりますね。私の狂ったアナロギズムは、先に引用した私のエントリのこの写真に凝縮されています。

直球自分語りはおしまいにしましょう。
引用した方は、読書記録をアナログ化しているようですね。逆に、私は完全にExcel格納型で、書いておくのは、1.読み始めた日、2.読み終えた日、3.メモという感じです。そしてメモについては、2ちゃんねる曰くの「3行にまとめろ!」を実践しています。
また1が書かれていて2が空欄だとすると「ああ、この本は読み棄てた(途中で放棄した)のである」ということがわかり、とても役に立ちます。3行メモはというとあまり役に立っていないかな?また長い感想文については、ブログで更新していくことが多いですね。
私の場合、読書記録については検索を主としているので、Excel格納、ブログ更新というデジタルで記録しています。
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デジタル化に最適ながら、私がアナログを貫いているのは家計簿です。「家計簿は集計できてなんぼのものだろう?」と思うでしょう。それを承知していながら、私がデジタル化に至らないのには2つ理由があります。まずパソコンにテンキーが付いていないので入力が面倒ということ。
2つ目は上記エントリからふたたび引用すると、

ノートをぱらぱらぱらっとめくった方が、アイデアって思いつきやすい。

家計簿はある意味お金を通じた行動記録であり、ぱらぱらめくると生活状況を把握できるのです。
たとえば、何月何日誰それと会ってどこそこで飯を食ったのだなとか、このスニーカーを買ったのは何月何日なのにもう穴が空きかけちゃっているなとかです。
また「おや?この頃は買い物ばかりしているので躁状態だったのかな?」という精神状態も把握できたりします。で、肝心のお金の流れについては?というと・・・。
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あとデジタル化するか大いに迷っているのが、紙の本の抜き書きです。もちろんパソコンがない時代は手書きで抜き書きしていました。でもパソコンが手に入ってからは、キーボード打ち込みのデジタル作業化に流れてしまいました。
あるとき「これでは人間廃業になってしまうであろう」と初心に返り、ボールペンを使って手での抜き書きするようにしました。
ここで「本の抜き書きなんて手書きが当たり前だろ?」という人もたくさんいると思います。ところが問題があるのです。
最近の小説なんなりの文章はパソコンで、すなわちデジタルで書かれているものがほとんどでしょう。それを手で抜き書きすることは、デジタル入力されたものをアナログで出力するわけですから違ったものになってしまいます。リズムの不一致とかですね。
このツールの違いによって生じる断絶をどうしようか迷っているところです。
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書くことについて書くのは大好きなので、また機会があったら書いてみたいと思います。