けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 JerryC「CANON ROCK」:完走できなくても、全世界のみんなが楽しみ、そして挑んだんだ。

聴いた。

Canon Rock 搖滾卡農(台湾盤)

Canon Rock 搖滾卡農(台湾盤)

うう!すげえよう!とうとうCD化ではないか!っていうか2009年に発売かよ。
発端はYouTubeに放り込まれた一巻の映像。パッヘルベルのカノンの本歌どり。音楽映像。
エレキギターが大きく見える小さなワンルームっぽい部屋で、なぞの人物ががりがりとギターを掻きならす。激しく、それでいて聴く人を恍惚とさせる美しいメロディー。
難しいことはわからないけれども、ものすごいテクニックを使っていそうんなんだけど「なんか私にも弾けそうだ!」と思わせるシンプルな編曲。
もちろん、私には縁遠かったけど、「全世界のみんな」がチャレンジして、YouTubeに音楽映像を放り込んだ。笑い話ではなくて、全世界のみんなが輪になったんだぜ!
しかし、巷間ささやかれていたのは「これって本人も含めて誰もノーミスで弾けてなくね?」そう、みんなが完走できない幻の曲でもあったんだ。
−−−
さて、本CDに収録された音源は、幻を振り切って完走したんでしょうか?また、CDには楽譜が付属されているので「我こそは!」とチャレンジするのも楽しいですよ。
ちなみに私のギターには17フレットなんてな遠い世界は微塵もないですけれど・・・。
過去に書いたエントリを丸ごと貼り付けてみよう。タイムスタンプは2006年5月6日 土曜日
(注)YouTubeへのリンクはキレまくってそうです。興味のある人は[canon rock]で検索してみてね。とりあえず
YouTube:Canon Rock (JerryC) - The Original
−−−

けろやん。ブログ:「総表現社会」なんてな念仏唱える前に、「Canon Rock」を聴け!!

 先日からパソコンにかぶりついて、youtubeの懐かしい映像を観ていました。昔懐かしいPVなんかも盛りだくさんで楽しかったものです。ところが、youtubeには、なにも懐古的ナツメロ発掘モノだけではなくて、現在進行形の素晴らしさがあるのですね。昨日紹介した「Canon Rock」が、凄いことになっているようで、踊りだしそうです。

  「Canon Rock」。もともとは、JerryCという台湾(だったかな?)の人が、クラシックの名曲「カノン」をエレキ・ギター用に編曲して、演奏映像を公開したことに端を発するようです。そこから、国籍・老若を問わずして、「俺もヤッてヤロウじゃないかね!」と名乗りを挙げた侍たちの演奏映像がyoutubeに流れているわけですね。なにぶん、昨晩、知ったばかりなので、詳しい経緯はよくわかりませんが、経緯もナニもとにかく、聴いて観るに限ります。

  まずは、オリジナルのJerryCさんですね。

pachelbel canon


  そして、その後に続く猛者たちです。

1.Canon Rock by Funtwo.
2.Mad Mike Canon Rock Jerry C Cover
3.Canon rock by Symheris
4.Canon Rock
5.canon rock(by.J・SAKATA):荒々しさは、1.に劣りますが、とても綺麗な演奏です(5月7日16:25頃追加)。
  (これからも良いのを見つけたら追加していきます)
6.canon rock(三人目の日本人?)  
  火の点いた煙草をギターヘッドに挿して、間奏の時にスパスパする姿、(・∀・)カッコイイ!!
(6月2日 5:21頃追加。コメント欄の人、どうもありがとね♪)


  個人的には、一番最初に鑑賞して、興奮して夜中に踊りだしたくなった1.が好きです。ワン・ルームでしょうか?生活感覚溢れるベッド脇で、一心不乱に弾きまくる姿。こういう映像、大好きです。関係ないですが、最初のテロップに続いて音楽が流れる雰囲気は、名フラッシュ「かあさんが死んだ」を思い出してしまいました。うむ。


  そして、妖怪変化が蠢く2ちゃんねるでも関連スレが立っています。

  もちろん、既存のCanon映像を論評したりすることに始まるわけですが、ところがどっこい!!「聴いてるだけじゃあ、物足りないぞ。よし、おれのギターで泣かせてやろう!!」という方向に流れて(←ちょっと褒めすぎ)、自分の演奏音源をアップしたりするわけですね。そして、「まだギター始めたばかりだけど、聴いてご指導ください、(´・ω・`)<ヨロシクデス・・・」なんて発言が出て、罵声あり、励ましあり、本格的なアドバイスあり・・・。そして、現行スレ231氏の演奏なんか、感動モノです。ハァ。


■結語
  web2.0の題目(何妙法蓮華経)の一つである「総表現社会」。理屈や理論を飛び越えて、こういうところに躍動しているものだなあ、と思った次第です。


  おまけ。毛色が違いますが、アコースティックも渋いですね^^

Cannon by Kotaro Oshio

  おまけ。自分が楽しむことこそ、幸せですよねえ^^

Canon Rock Cover by Adji87

(本稿以上)