けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 山登りへの一歩が踏み出せないということについて。


先日、フェイスブックを見ていたら(あんまり見ないんだけど)、友人が木曽駒ケ岳に登山に行ったと報告してあった。雪が舞っているような頂上の景色。
おもわず「すごいね!」ボタンを押したところ、彼からすぐにメッセージが飛んできた。こういうのってよくあることなのか知らないけど、とりあえず私は初体験のことだったので、何事かと驚いた。
メッセージは登山のお誘い。私は二年ほど前に八ヶ岳に登ったことをフェイスブックに書いていたので、それを見てでのお誘いだろう。
お誘いはたいへん嬉しかったんだけど、ここのところ山登りにいっていないし、極めて運動不足なので断った。曰く、まず一人で低山に登って体力を確認してからお願いするよって。
山登り。
今夏はクソ暑くて行く気が起こらなかった。涼しくなった秋になると、こんどは一歩踏み出す行動力が湧かなくなっていた。そうこうしているうちに夏山登山のシーズンもあとわずか。
べつに無理して山登りに行く必要はないんだけど、悔しいというか、もったいないというか、正直に書くと自分の行動力のなさに落ち込んでいる。焦っているというか。
なんとか生活を変える一歩がほしいと願うこのごろ。

 ほっしー「うつを治す努力をしてきたので、効果と難易度でマッピングしてみた」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

読んだ。

私は、双極性障害躁うつ病)を患っていて、うつの期間が長く続くことが多いので、非常に参考になった。著者は、こちらのブログを書いている人。
ほっしーのメンタルハック
ブログの書籍化ということで、お手軽本(失礼)の一つかとおもいきや319ページもある大著。
内容はというと、こちらの記事であげられているハック(行動)の詳細が、効果と難易度でマッピングして紹介されている。
うつを治す努力をしてきたので、効果と難易度でマッピングしてみた
「書名と記事のタイトルが同じじゃないか!わざわざお金を出して買うまでもないよね!」というなかれ。
本書には記事では触れられていないハックはもちろん、触れられているハックについても、深く掘り下げて紹介されている。
のみならず、著者が経験として述べているハックについて、専門書やネット上の論文記事からの引用も多用されており、より深い理解が可能である。
引用については巻末に詳細な参考文献としてまとめられているので、気になる専門書を読んでみるという利用の仕方もできる。
さてメンタルハック。私もコーピングという形で列記していた。こちら。
けろやん。メモー簡単にできるストレス解消法〜部屋を散らかしているのにはワケがある。
ただこのコーピングと本書で紹介されているハックには大きな違いがある。私が列記したコーピングは、イベント的意味合いが強く、日々実行するには不向きなことが多い。登山とか大きな買い物をするとか。
それに対して、本書で紹介されているハックは、手軽に実行することができるので、日々の習慣として取り入れることが可能だ。
一例をあげると、効果が高くお手軽なものとして「愛犬」「寝る」「ハーブティー」、効果が高く難しいものとして「お金」「認知の改善」「散歩」等。
共感できるハックもあるが、もちろん共感できないハックもある。それは、人それぞれだから当然のことで、症状の軽重によっても大いに異なるだろう。
大切なのは、著者の体験談として紹介されているハックを自分なりに取捨選択して試してみるということだ。私も愛犬は無理だけど、ハーブティーについては、さっそく試してみようと思っている。
さらに重要なのは、本書の折込みで白紙のマップが付属しているので、それを利用して自分のマップを作成してみるということ。困ったとき(病症が出たとき)に読み返して、できることを見つけて実行してみるということだ。
なお、マッピングは作成したときの気分にも左右されやすいので、付属のマップをコピーして、時どき更新して作成してみるといいと思う。
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上手く感想を書けないので堅苦しいエントリになっているけど、紹介した本は語り口調なので、とても読みやすいよ。うつ病の人だけでなくて「最近、気分が落ち込んでいるなあ(´・ω・`)・・・」と思っている人にもおすすめです。
また、ツイッターハッシュタグ「うつマッピング」に、いろんな人のハックが公開されているので、そちらも参考になりますよ。こちらです。
https://twitter.com/hashtag/%E3%81%86%E3%81%A4%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0?src=hash&lang=ja

 はてなダイアリー終了関連とはてなブログへの愚痴。

大事なことなのでメモしておこう。

はてなブログへの統合スケジュールのお知らせ
2019年1月28日をもって、ダイアリーの記事の更新を停止する予定です。(略)2019年3月1日より、ダイアリーのコンテンツをブログに自動的にインポートを行います。この際、ドメインは事前にご案内のうえ、自動で決定させていただきます。自動移行ではなく、ご自身での移行をおすすめします。

早くローカルドライブにバックアップしておかなくちゃいけないな。それにしてもダイアリーがなくなるのは、寂しいのではなく、面倒くさいだけ。
はてなブログにも並行して書いているんだけど、微妙に使いにくいんだよな。
1.写真のアップロードがへんてこになってしまう(デッカクなる)。
2.タイムスタンプが表示されない(どうでも良くなってきたけど)。
3.編集ボタンがポップアップ(?)仕様になっていて若干ストレスフル。
4.段落ごとに空白行を入れるのが面倒くさい(慣れの問題かな?)。
5.気に入ったデザインがない(同上)。
6.記事一覧機能が年月で区分されておらず、エントリがずらりと表示されるだけ(致命的にだめだろ)。

 「仏像の姿」展と避けて通るということについて。

11月4日(日)。三井本館の記念館で開催されている(11月25日まで)「仏像の姿」展に行ってきた。前日の向井潤吉展と異なり、こちらは一人で行ったので、自分の気分に合わせて出かけられて気楽だった。

絵画と違い仏像には「念」が入っているから気をつけよう、と人から言われてもいたし、実際昨年の11月22日(水)(ああ!もう一年が経つのか!)に運慶展を観に行ったあたりから、調子が崩れてグズグズが始まったので今回は用心した。
すなわち写真にあるような不動明王像などの攻撃的で見る者を威嚇するような像は、極力避けて通った。フェイスブックから転載。
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仏像展に行ってきた。前に運慶展に行ったら圧に頭をやられたので、今回は掲げた写真のようないきり立つ不動明王像の前はスッキリ流して、如来像や観音像を中心に観た。ある一体の阿弥陀如来像を観ていると、優しく微笑ましい気分になったので、彼女と30分くらいにらめっこしてきたよ。
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こちらに書いたように、来歴はメモしなかったので詳細は不明なんだけど、一体の阿弥陀如来像に魅入られた。すっとした表情で人を包み込むような柔らかさがあった。上手く書けないけど。
本展が終わって明るい展示場には、芸大の学生が作成した仏像が展示されていて、こちらも見事なものだったんだけど、先に書いたような「念」は感じられず、開放的な気分で鑑賞できた。いま思えば照明の影響が大きかったんだろうな。
なにしろそんなこんなで、二日続けてイベントを堪能できた秋の週末。

 向井潤吉展と予定を組むということについて。

11月3日(土)。文化の日だからというわけではないんだけど、知り合いに誘われて向井潤吉展に行ってきた。

Wikipediaー向井潤吉
場所は彼がアトリエを構えていた世田谷区の世田谷美術館
実家に滞在してから出かけたのだけど、調子が悪くて行くのに苦労した。調子が悪いときに大きく発現する症状の一つとして、誰かと予定を入れるということがあるんだよね。これが本当に辛い。
なんとか足を向けた先にあるのは、美術館に隣接している砧公園。休日ということもあって、家族連れで溢れかえっていました。

一時間くらい園内をぶらぶらしたり、本を読んだりしたりして時間を潰したあとに知り合いと合流。彼は美術館の学芸関係者と話をするのが目的だったらしいので、ひとりで展示物を見て回った。
向井潤吉というと、先に掲載した写真の作品のような藁葺屋根の古民家を題材にした大判の後期作品が有名なんだけど、私はどちらかというと中期作品が気に入った。
近くで眺めると、絵が盛り上がって見えるような絵の具をふんだんに使った重厚な作風。後期の淡い筆致ではなくて、対象物をくっきりと描き出している。
たぶんこのあたりの作品。

あと初期の人物画や水彩画なんかも良かった。
さて再び知り合いと合流して、中学校時代の友人がやっている飲み屋に出向いた。開店前に入ったので、数量限定の上タンとかハツ元を食べられて大いに満足。久しぶりに来たけど、やっぱり美味いな。レバーもレアな焼き具合で絶妙だった。
知り合いと舌鼓を打ちながら話をした。彼は、定年後に備えて画商の丁稚をやっていて、売り捌いたものや偽物を掴まされた話なんか。いまは片岡球子の作品を鑑定に出して揉めているそうな。
写真を見せてもらったけど、ほかの作品と比較するとたぶん偽物っぽいと思った。でも部外者の私の感覚では、本物偽物に関係なく、気に入った作品ならば飾っておきたいというのが正直なところだけど。
それにしても何かをやっているというのが、私には羨ましく思えた。強い劣等感も湧き上がってきたし、帰り道、けっこう辛かったな。
なんだかんだで疲れもした一日だったけど、イベントに行けたことと予定をこなせたことに満足した一日。

 ツイッターを使い始めて1週間が経過したので、その感想。

ツイッターを始めて(再開して)1週間が経過したので、感想をメモしておこう。
私のツイッターアカウントはこちら。
https://twitter.com/keroyan0916
ちなみにゴミ箱となっている旧アカウントはこちら。
https://twitter.com/keroriyan
ゴミ箱はさておき新アカウントでの1週間。
いろいろ試しているんだけど、なにしろ流れるツイートの奔流に翻弄されて頭が爆発しそうだ。それらは一瞬きらめいたかと思うと、次の瞬間には流れ消えていく。追いつくのに必死、というか頭がおかしくなるので追いかけるのをほぼ諦めた。
あと旧アカウント使用時には「いいね」がなかったと思うんだけど、と思って調べてみたら出てきた。
Twitter「お気に入り」を「いいね」に変更した理由がかっこよすぎる
「いいね」。流れるツイートの奔流を自分の中でせき止めるために使っている。すなわち、気になったツイートを「いいね」しておいて、あとで時間のあるときに奔流を無視して、「いいね」の痕跡をたどるっていう使い方。
こうすることで、なんとかツイッター民として生き残っている感じだ。まだ1週間なんだけど、すでにして疲労
さらに、気がついたんだけど、ブログで稼いでいる人たちのツイートってものすごいなあと呆れると同時に感心した。まずその量が半端ない。一日中、なにかつぶやいているみたいな感じだ。
そして、その口調(正確には文体)が高飛車なんだよね。眺めていて疲れてしまうよ。ブログで稼ぐということは、精神的に辛く、そのはけ口としてツイッターが使われているんじゃないかなとすら思ってしまう。
まあ、そんな悪口めいたことは横において、ズッポリと浸からず嵌らずに、ツイッターを使いこなしていければいいなと思っている。

 日記とツイッターについて。

昨日は朝から外出。坂道をてくてくと登り、ちょっと前に発見したタリーズに入った。ザックに読む本や書き込むノート等をたくさん詰め込んで行ったんだけど、自分の日常をざっくり記した「3Year Diary」を読みふけった。

「3Year Diary」については書いた。
けろやん。メモー「3Year Diary」(博文館):3年間の疾走(あるいは失速)記録
これのあと二ヶ月で3年間が終了する、書き込みで重たくなったやつを読み返したんだ。どうも読みにくかったんだけど、生活がボロボロであることは判別できた。はあ。
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夕方、通院先のクリニックで診察。その待合時間にブログを発見した。こちら。
ほっしーのメンタルハック
私が罹患している病気(双極性障害)の分析やら、病状に対する解決アドバイスが満載で読みふけった。
それらの記事の中の一つがこちら。
うつ病ブロガーが語る! 日記の効果と長続きするコツ
引用してみよう。

日記を書くことで、あたまのなかで組み立てができるようになっているので、聞き返されても緊張せずに回答できます。

これ、冒頭にも書いたんだけど、自分の書いたものが読みにくくて、とても人から云々されて回答できるほどにはなっていないな。

あたまのなかだけでなく、書き出すことで別の角度から自分を見ることができます。

これには同感。

(ネットで公開すると)他人に読ませる文章とはなんぞや? という壁にぶち当たってさらに頭を使いますw

過去にも書いたことがあるんだけど、ブログを書くについては、自分だけが読む「チラシの裏」状態から、人に読んでもらうという要素が加わるので、ハードルが高くなって更新するのにしんどくなる。
それを考えると頭を使いますには、大いに同感。さらに自分の体調(精神状態)がよりはっきり出るようになり、読み返したときにとても参考になる。
そんなわけで、これからはブログの更新をしっかりとできるようにしたいな。
さておき、引用したブログを書いた人。つい最近、本を出したそう。

さっそくAmazonでポチったよ。
(追記)
本文中に引用した人が、うつ病や双極性障害の人に対してツイッターを奨励していたので、私もツイッターを再開することにした。前回使っていたアカウントはボロボロだったので新規に作成したので良かったら見てね。
https://twitter.com/keroyan0916
当面は、ブログを更新したときの状態をつぶやいていこうと思っています。