けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 「仏像の姿」展と避けて通るということについて。

11月4日(日)。三井本館の記念館で開催されている(11月25日まで)「仏像の姿」展に行ってきた。前日の向井潤吉展と異なり、こちらは一人で行ったので、自分の気分に合わせて出かけられて気楽だった。

絵画と違い仏像には「念」が入っているから気をつけよう、と人から言われてもいたし、実際昨年の11月22日(水)(ああ!もう一年が経つのか!)に運慶展を観に行ったあたりから、調子が崩れてグズグズが始まったので今回は用心した。
すなわち写真にあるような不動明王像などの攻撃的で見る者を威嚇するような像は、極力避けて通った。フェイスブックから転載。
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仏像展に行ってきた。前に運慶展に行ったら圧に頭をやられたので、今回は掲げた写真のようないきり立つ不動明王像の前はスッキリ流して、如来像や観音像を中心に観た。ある一体の阿弥陀如来像を観ていると、優しく微笑ましい気分になったので、彼女と30分くらいにらめっこしてきたよ。
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こちらに書いたように、来歴はメモしなかったので詳細は不明なんだけど、一体の阿弥陀如来像に魅入られた。すっとした表情で人を包み込むような柔らかさがあった。上手く書けないけど。
本展が終わって明るい展示場には、芸大の学生が作成した仏像が展示されていて、こちらも見事なものだったんだけど、先に書いたような「念」は感じられず、開放的な気分で鑑賞できた。いま思えば照明の影響が大きかったんだろうな。
なにしろそんなこんなで、二日続けてイベントを堪能できた秋の週末。