ほっしー「うつを治す努力をしてきたので、効果と難易度でマッピングしてみた」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

読んだ。

私は、双極性障害躁うつ病)を患っていて、うつの期間が長く続くことが多いので、非常に参考になった。著者は、こちらのブログを書いている人。
ほっしーのメンタルハック
ブログの書籍化ということで、お手軽本(失礼)の一つかとおもいきや319ページもある大著。
内容はというと、こちらの記事であげられているハック(行動)の詳細が、効果と難易度でマッピングして紹介されている。
うつを治す努力をしてきたので、効果と難易度でマッピングしてみた
「書名と記事のタイトルが同じじゃないか!わざわざお金を出して買うまでもないよね!」というなかれ。
本書には記事では触れられていないハックはもちろん、触れられているハックについても、深く掘り下げて紹介されている。
のみならず、著者が経験として述べているハックについて、専門書やネット上の論文記事からの引用も多用されており、より深い理解が可能である。
引用については巻末に詳細な参考文献としてまとめられているので、気になる専門書を読んでみるという利用の仕方もできる。
さてメンタルハック。私もコーピングという形で列記していた。こちら。
けろやん。メモー簡単にできるストレス解消法〜部屋を散らかしているのにはワケがある。
ただこのコーピングと本書で紹介されているハックには大きな違いがある。私が列記したコーピングは、イベント的意味合いが強く、日々実行するには不向きなことが多い。登山とか大きな買い物をするとか。
それに対して、本書で紹介されているハックは、手軽に実行することができるので、日々の習慣として取り入れることが可能だ。
一例をあげると、効果が高くお手軽なものとして「愛犬」「寝る」「ハーブティー」、効果が高く難しいものとして「お金」「認知の改善」「散歩」等。
共感できるハックもあるが、もちろん共感できないハックもある。それは、人それぞれだから当然のことで、症状の軽重によっても大いに異なるだろう。
大切なのは、著者の体験談として紹介されているハックを自分なりに取捨選択して試してみるということだ。私も愛犬は無理だけど、ハーブティーについては、さっそく試してみようと思っている。
さらに重要なのは、本書の折込みで白紙のマップが付属しているので、それを利用して自分のマップを作成してみるということ。困ったとき(病症が出たとき)に読み返して、できることを見つけて実行してみるということだ。
なお、マッピングは作成したときの気分にも左右されやすいので、付属のマップをコピーして、時どき更新して作成してみるといいと思う。
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上手く感想を書けないので堅苦しいエントリになっているけど、紹介した本は語り口調なので、とても読みやすいよ。うつ病の人だけでなくて「最近、気分が落ち込んでいるなあ(´・ω・`)・・・」と思っている人にもおすすめです。
また、ツイッターハッシュタグ「うつマッピング」に、いろんな人のハックが公開されているので、そちらも参考になりますよ。こちらです。
https://twitter.com/hashtag/%E3%81%86%E3%81%A4%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0?src=hash&lang=ja