けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 Life on the ”モニター”

先日、電子辞書を購入したという話を書いたのだけれども、
http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20111222/1324528161
これに収録されている「日本文学700作品」というのが、すごいことを再認識した。
まず、大阪圭吉「気狂い機関車」。え?これが選ばれるのかい?たしかに名品だけど、これって、片隅の推理小説だよ・・・。で、短編続きでは、「方丈記」なんかは、もちろん収録されている。数々の災害に見舞われた2011年。そんな今こそ「方丈記」を紐解くのも良いと思うな。
さて、大物、夏目漱石は、というと「こころ」はもちろん、「我輩は猫である」から「道草」まで収録されている。ただし、私の一番好きな「行人」は、スルーされているぞ・・・。
絶対矛盾的自己同一。西田幾多郎善の研究」も収録されているけれども、これは紙で読まないと辛そうだね。洋物では、ロマン・ロラン「ジャン・クリストフ」がランクイン。えーと、これって四分冊の大著なんだけれども、放り込んだその意気やよし!
長編モノ。楽しみにしていたドストエフスキーは?というと、「鰐」という初期短編が収録されているのみ。と、がっくりきたのだけれども、「世界文学300作品」という英語に翻訳された世界文学を集めたコンテンツに「Crime and Punishment」、「The Brothers Karamazov」なんかが収録されていた!いつか、チャレンジしてみよう。
「世界文学(略)」には、マーク・トウェイン「トム・ソーヤ」、「ハックルベリー・フィン」はもちろんのこと、「Life on the Mississippi」なんかも収録されている。ナイス・チョイスだな!
まあ、そんなこんなで、将来、電子ブックのモニター生活が登場(侵食?)してくるまでの場つなぎとして、重宝できそうだ。