けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 オフィス街の帰納法

本を購入した。

数学的帰納の殺人 (ハヤカワ・ミステリワールド)

数学的帰納の殺人 (ハヤカワ・ミステリワールド)

↓の本屋に平積みされていましてね。

http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20090426/1240701957

平積みするような本ではなかんべ、と思いましたが。他にも、

人間の条件 (ちくま学芸文庫)

人間の条件 (ちくま学芸文庫)

なんかが山盛りに積まれていました。オフィス街の本屋なのですが、周囲の会社に通うビジネスパーソンは知的な人が多いのですかね。あるいは、労働と仕事の違いを考えて、活動的に生活している人がたくさん生息しているとか。

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さて、冒頭の本。私は表題に惹かれて手に取ったのですが、作者の名前になんとなく記憶がある。はて?なんだろうか?と思い、著者作品一覧を眺めたところ、「文章探偵」の著者であることが判明。即購入しました。

で、「文章探偵」とはなんぞや?と言う人は、こちらをどうぞ。

http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20070529

その後、文章診療士が流行ったということは、過分にして聞きませんが、本「文章探偵」についての記憶はよみがえってきました。なるほど、理解できないほどの複雑怪奇なるメタ・フィクションなんですね。ふむ。

さて今回の作品「数学的帰納の殺人」ですが、新興宗教団体が絡むミステリで、なんとなく「1Q84」を連想させます。今週末に楽しみたいと思いますね。