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「フェルマーの最終定理」はおもしろかったな。私のような大学受験数学をやりなおそうとしても歯が立たず、高校受験数学(中学数学)を少しずつ齧っている人間にとってもおもしろかった。ということで、数学の知識がなくてもオーケー、かな?
司馬遼太郎の小説は好きじゃない。宮部みゆきも、創元推理から出ている「犬のマサ」物以外は好きじゃない。「犬のマサ」物は、著者にとって消し去りたい過去なのかもしれないけど。
さて、私が本棚を見渡すと、うーん新潮文庫が少ないなあ。「おっと、こんなところにあるじゃないか!」って、よく見てみるとこんな本だったりして。
http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20120225/1330181969
記憶を辿ると、
- 作者: 船戸与一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1998/06/30
- メディア: 文庫
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新潮文庫といえば三島由紀夫。昔、けっこう読んでいたのだけれども、再読となるとなかなか上手くいかないなあ。豊饒の海の巻2なんかは何回か再読、というか読々したけれども、いまは遠い思い出かも。ネットでは「ネトウヨが読むべき本」って紹介されたりもするけれども、それはチョット作品に対して失礼かな。
三島作品では、「青の時代」はすこし前に読み返してみた。戦後復員してきた場面が見事な伏線(?)、というか胸撃たれる場面だったな。徹夜本としては、
- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1964/10/07
- メディア: 文庫
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おっと、これを忘れていた。
- 作者: 志水辰夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/05/28
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志水辰夫は本書刊行後も息を呑むような作品を立て続けに発表する。ん?そういえば、これって新潮社ではなく、講談社(講談社文庫)だったぞ。水色の背表紙。どうなってしまったんだろう?
さて上記引用エントリ。グレゴリー・デイヴィッド・ロバーツ「シャンタラム」という本。これは、是非とも読みたくなったぞ。