けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 一人の人間

天気は気持ち良いほどの青空が広がっていて、ときおり室内に流れ来る風も心地良い。

しかし、世間は嫌な事件や、天災が発生していて、気分が憂鬱だ。特に前者については、ネットを眺めていても、嫌な事件によって、鬱勃とした社会構造が顕在化した、という論調のエントリに出会う。

例えば、

http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2008/06/9_3d6c.html

2ちゃんねるのレスを抜き出したエントリだ。現場の言葉は、生々しい。

私も、そのような論調や言葉に「それは違う!」と両断したくない。しかし、それ以上に、あのような事件が、社会構造を因として、一般化されていくことが、怖ろしい。

たしかに、経済的困窮や社会的孤独は、厳然と存在しているだろう。それでも、私は、事件を起こした人間は、「特殊」な人間だと考えたい。実際、彼と同じような困窮や孤独に耐えている人々もたくさんいるだろう。そして、耐えるというネガティブな感情ではなく、困窮や孤独というネガティブな環境においてもポジティブに生きている人もいると思う。

一人の人間が起こした事件。私は、そう信じたい。