- 作者: 平成暮らしの研究会編
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2004/03/16
- メディア: 文庫
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見出しを眺めるのも面白い。
・ダジャレを飛ばすと頭が良くなる
・筋トレすると脳も鍛えられる
etc.
で、「あくびを我慢すると脳によくない?」の項目では、
あくびが出るのは、「血液中の酸素が不足している」という脳のサインだ。
(略)
相手が気心の知れた人なら、
「ちょっと脳に酸素を送るね」
とでもいって、あくびを許してもらおう。
(太字化は引用者)
ちょっと電波送るね、って感じかな。
さて、そんなオモシロ本ですが、ハゲドウな箇所がありました。引用してみましょう。
情報があふれている昨今、何が必要で何がいらないかを常日頃から考えるクセをつけておくのは必要なこと。あらゆる情報をすべて記憶することは不可能だし、情報が取捨選択できないと、そのあとの情報整理でも混乱する。
この辺のことは、lifehacks本の常套句ですが、習慣化したいものですね。私も溜まった雑誌やら新聞スクラップをなんとか「取捨選択」して、「情報整理」(ってほどカッコ良くないけど)したいものです。
あと、本書でピピンッ!と脳に響いた箇所。記憶力について言及した部分なのですが、
(記憶力が衰えた)理由としては、学生時代のような試験がないという外的な理由もあるだろうが、最も大きいのは、「記憶するのが面倒」という、自分のうちにある理由だろう。しかし、これでは記憶力だけでなく、脳の機能全体が衰える。「記憶しようとすること」は、「何かを考える」ことよりもずっと単純な作業だが、記憶の蓄積がなければ、考えることができない。つまり、記憶力は、人間の知的活動の源泉でもあるのだから。
(()は引用者)
うむ。ピピンッと響いたはずなんだけど、書き写してみると、非常に分り難いな。スラリと読んでいた時、私は「記憶することを怠ってはいけないぞ」という風に理解して、ピピンッと脳にメモしたのだけど。
- 作者: 築山節
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2005/11/08
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一例として、
鳥取県の名産品は何だろう?検索すれば分るから覚えない。
(本書が手元にないので正確な引用ではありません)
というようなことが書かれてまして、調べてみると、
うーむ、よく分らない・・・。
−−−
何はともあれ、記憶から創造が生まれるんだよ、みたいな話。