夏の大甲子園も佐賀北高校の大逆転勝利で終わったそうで。私は、夏の甲子園決勝戦については、若干トラウマじみたことがあるので、あまり気にしていなかったのですが。
さて、佐賀北高校。延長打ち切り(?)再試合あり、延長サヨナラあり、そして、決勝戦は、逆転満塁ホームランの劇的勝利ということです。しかし、昨晩、立ち寄った飲み屋では、逆転満塁ホームランの前の押し出し四球について、大問題になっていました。「あれは、絶対ストライクだろ!」、「そうそう、だから際どい所にボールを投げられなくなり、ホームランに繋がった」とか。
私は、見ていなかったので何も言えなかったのですが、こんな記事を見つけました。
http://sports.yahoo.co.jp/baseball/hs/news/20070823-00000081-mai-spo/
広島・広陵の中井哲之監督は23日、決勝の佐賀北戦後、審判の判定に不満を漏らしたことに対し、日本高校野球連盟から「審判は絶対的で、不満を言うのは好ましくない」などと注意を受けたことを明らかにした。
(太字化は引用者)
なるほど。しかし、次を読むと審判心理も読めるような気がします。
8回裏、久保、代打新川の連打に続き、辻、井手の連続四球でまず押し出しの1点。
問題の押し出しは、井出選手の四球。その前に、連打が続き、四球を出しています。そして、問題の押し出し四球。「審判は絶対的」ではない人間です*1。広陵高校監督、選手、関係者は悔しいかもしれませんが、納得して次に進んで欲しいなあ。
参考(youtube)
http://jp.youtube.com/watch?v=3oxcQivqU-A&mode=related&search=
02:30頃から、問題の押し出し場面です。これを観ると、難しい判定だと思いますね。