けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 小山台高校_戦いの大輪を咲かせた!

東京都小山台vs.大阪履正社。小山台は屈辱の0−11で大敗してしまった。そして、小山台は26打席無安打の屈辱的敗戦。でも見どころはたくさんあった。
どんなときにも客席には花が咲き乱れた。

小山台(東京) 対履正社(大阪)
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客席の花びら。すごいけど、なんだそれ?
履正社投手がノーヒットヒットノーランまであと二人に迫った。小山台の代打に女神が舞い降りた。なんだそれ?
バッターの意地、奮起、意気込み、そして泥臭い内野安打でノーヒットを阻んだのだ。なんだそれ?
小山台の伊藤投手。11点を獲られながらリリーフなしで履正社打線に投げ続けた。なんだそれ?
11点取られながらも伊藤は奪三振を8個とった。なんだそれ?いやすごい。
高校時代の清原、松井を上回る「体格」の3番と4番バッター。プロ野球の眼鏡さんたちも注目していただろう
第1日 第三試合小山台
3番2三振、4番連続3三振。これはとってもすごいよね。
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グラウンドに大輪の花が咲き誇った。
ヒットやら満塁ホームランを打たれた履正社2番打者辻くんに対する小山台伊藤投手だ。0ストライク、3ボールだ。四球で逃げてもいい。1塁は空いている。いくらの大量得点差であろうとも歩かせるであろうかと素人には思う。
伊藤投手はベンチを一瞥もしなかった。監督が「勝負するな」というサインが出ていたら従うしかないかもしれない。そして捕手のサインにも首を振らなかった。2年生捕手も戦う3年生伊藤投手の負けん気、悔しさを知っていたのだろう。
伊藤選手は投じた。真っ向勝負のストライク。アナウンサー「勝負しますよ、やられたのを取り戻そうとしていますね」珍しくアナウンサーの言であった。
伊藤投手は攻めて攻めて投げる。結果は3ボール2ストライクまで、因縁の辻選手を追いつめる。戦いはまだ終わっていないないんだ。2年生捕手も受け取った最後の球に対して、キャッチャーミットをここまで長く押さえつかえるかと構えたが、審判の結果は、ボール。そしてファーボール。
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これこそが高校野球の試合の魅了だ。