http://d.hatena.ne.jp/LondonBridge/20070225/1172391085で登場するume氏のことらしきことが、昨日の東京新聞に書かれていました。引用してみましょう。
「某」は人の名前がわからないか、あるいは故意に名前を伏せて、特定の人物を指す時に使われる。しかし中国最古の字書「説文解字」によれば、この字はもともと「ウメ」という植物を意味する漢字だった。だからこそ「某」の下半分に<木>があるのだ。
つまり、ウメ(ume)氏とは「某」に由来するハンドルなのです・・・かなあ。
さて、上記記事でも触れられていますが、わりと有名で面白い話があります。夏目漱石の「我輩は猫である」に登場する甘木先生。これは、ウメ先生なのです。わかりますでしょうか?<甘>と<木>を縦に並べると「某」になりますよね。
とこのように、ソーセキさんの初期作品は、洒落っ気に㌧だユーモラスな一面も持っています。ちなみに↓の「文学論」は、読み応えがありますYO!創刊80周年の岩波文庫は、力を入れています。ガンバレ!
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追記:↑「メディア:コミック」となっていますが、コミックじゃないよお!!