けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

ザ・ブルーハーツ「リンダリンダ」

物語でも受け止め方は人それぞれだと思うけれども、それが詩となると人の数だけ無数に存在するよね。

あるいは、その人がそのとき思ったことが、つぎのときには全く異なったものになることだってあると思う。

さっき歩きながら、「つぎのとき」が訪れた。

ザ・ブルーハーツリンダリンダ


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歌詞を見てみよう。

ドブネズミみたいに美しくなりたい
写真には写らない美しさがあるから


もしも僕がいつか君と出会い話し合うなら
そんな時はどうか愛の意味を知ってください


ドブネズミみたいに誰よりもやさしい
ドブネズミみたいに何よりもあたたかく


もしも僕がいつか君と出会い話し合うなら
そんな時はどうか愛の意味を知ってください


愛じゃなくても恋じゃなくても君を離しはしない
決して負けない強い力を僕は一つだけ持つ

(太字化は引用者)

太字化部分。

「話し合う」ときが来たら「愛の意味を知ってください」。

キミを愛してる!とかアイラブユー!じゃないんだよね*1

この辺のずらしのセンスには常々胸を打たれていたんだけど・・・。

これ、ひょっとして女性に対してだけじゃなくて、男に対しても訴えているんじゃないのかな?

「愛じゃなくても恋じゃなくても」。

男女の別け隔てなく、

決して負けない強い力を僕は一つだけ持つ

僕の持っている強い力をみなさんどうぞ!って。

(本稿以上)

*1:同じ頃、尾崎豊が「アイ・ラブ・ユー」を歌っていた。そっちも好きだけどね。