2023-06-13 村上春樹「街とその不確かな壁」(新潮社) こんにちは。みなさんは、すごい本を読んだ後に、恐ろしいほどの虚脱感に襲われることはありませんか?私の場合、夕木春央「方舟」がそうでした。そしてこのたび何とか脱することができました。村上春樹「街とその不確かな壁」。街とその不確かな壁作者:村上春樹新潮社Amazon現実と非現実が織り込まれる美しい幻想的な物語です。著者特有の「やれやれ」とか「そして僕はその女の子と寝た」とか出てこない”まじめ”な小説。オススメです。