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女生徒亭日常：中毒性が高い作家１０人！お前らを蝕んでやろう
一撃必殺。その爆発力は本人の予想を超えていたらしい。
女生徒亭日常：コレカラ×モ×ヨロシク
五ヶ月合計3000pvしか無かった本ブログが、昨日だけで３００００pvを記録しました。
（太字化は引用者、以下同）
おい、その宇宙創成たるビッグバン的pvの変化はなんだ！
でも、ちょっと心配だぞ。
前エントリーのようにブックマークしていただけるような記事の作成にコツコツ精を出していこうというわけです。
これは良くない。ブロガーたるものブックマークを期待して書くようになってしまってはダメだ。はてなトップの座に君臨したからとはいえ、それは正しい姿勢ではない。
とはてなトップは程遠く、ブックマークにも無縁の私が書いても風もたたないんだけど、ちょっと気をつけてね。
書いているのが女子高生だから気にしているのではないぞ。
さて、確認すると驚天動地の辻斬りエントリはこちらね。
女生徒亭日常：中毒性が高い作家１０人！お前らを蝕んでやろう
内容もさることながら、それぞれに付けられたキャッチで中毒になる。正確には、私がキャッチを載せたエントリに中毒になったということ。
書いているのが女子高生だから中毒しているのではないぞ。
さて、キャッチを拾ってみよう。
まず太宰治ね。
おまえの部屋の本棚にあるラノベを直ちに一掃せよ
続いてエドガー・アラン・ポーね。
脱法ドラック？そんなもん買わんでも、ポーがある！
キャッチじゃないけど町田康についてね。
「自分はなんで面白い話ができないんだろう？こんなに色々考えているというのに」なんて悩みがある人は、町田康を読めば万事解決！
太宰治については、私も書いたものだね。
けろやん。メモ：太宰治が達筆で芥川龍之介を書きまくっている件について。
太宰の読者はどうか？もちろん個々人の千差万別があると思うんだけど、おおむね暗くないと思う。
私もいいこと書いたものであるよ。でも彼女は次のように書いている。
「これは俺だ」と思わせ、ときには女を装い、読者を狂わせながらも、己のみが死んで見せるある種の「救世主」が太宰治。
くぅ、負けた。完敗だ。それにしてもこれが女子高生の文章だろうか。そしてこの鋭い咀嚼は女子高生のものだろうか？
しまいには「JK*1でこれとかイヤ」とか、
と言われるのもムベナルかなである。
さて町田康の別の作品（「夫婦茶碗」）を読み直したんだけど、ちょっと苦しかったな。最初に読んだときは衝撃的だったんだけど、哀しいことに私の無垢なる心は喪われてしまったようである。ゴーゴリ「外套」は読むぞ！
外套遠い秋の風。無風。
*1:女子高生のことね。
