しばらく前に見かけたエントリ。
極東ブログ:学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方(サンキュータツオ)
読んでいないんだけど辞書の話みたいだ。
「クゥ!またfinalvent攻撃かよ?まったく相手にされない自分をみじめだと思わないの?」と思うなかれ。彼(?)とは、かつて辞書談義で盛り上がったことがあるんだぜ。
finalventの日記:ガセとも思わないけど
kerodon
こんにちは。
>昔の辞書が捨てられないんだよな。
岩波英和辞典とかですかね?ともあれ私も辞書類は捨てられないです。言葉に祟られそうで(これは本気で思っています)
finalvent
kerodonさん、ども。そう、ずばり。時代の思いとかも残ってしまって。
な?すげえだろ?finalventさんみたいな立派な人と談義したことだってあるんだぜ!たったの数行だけどね・・・*1。
−−−
さて、辞書の話が話題になっているようです。
小学館の国語辞典『大辞泉』編集部が、「あなたの言葉を辞書に載せよう。」キャンペーンを開始
本キャンペーンは、そんな『大辞泉』編集部がセレクトした8つの言葉(「愛」「自由」「大人」「失敗」「カワイイ」「友だち」「萌え」「SNS」)の言葉の語釈(言葉の意味)を一般の皆さまから広く募集し、年代や性別、人によって解釈が違う言葉の姿を、様々な角度から捉え直してみようという試みです。
おお!辞書フェチな私にはとても楽しそうな企画です。上記引用記事では書いていないですが*2、紙新聞では投稿が紹介されています。
愛:誰もが努力次第で持ち得るもの
大人:世の多くの男性がなかなかなれないもの
・・・うーん、いまいちですね。そんな風に思ったあなた!我こそはイロエロなり!って応募してみたらどうですか?
それにしても、「カワイイ」「萌え」「SNS」っていうお題の洗濯のセンスのなさがなんとも古式ゆかしき辞書的ですね・・・。
−−−
ちょっと書いちゃったけど、私は辞書フェチです。辞書は引くものではなく、食べるものである、ではなく読むものだと思っています。だから、電子辞書はほとんど使いません。食べることはもちろん体系的に読めないですからね。
と、カッコ良いことを書いていますが、最近は頭が弱くなって辞書を読んだりしていません。でも、かの「新明解国語辞典」の初版はもっているんだぜ!図書館のリサイクル箱で拾ってきたんだ。
あの「新明解」の初版だからぶっ飛びのプレミアだろうな、けけけ!って思って調べたら大したことないんだね。っていうことからして、頭弱いでしょ。
さて、おもしろい辞書(辞典)です。
- 作者: 政村秀實,Paulus Pimomo
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 18回
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contemplate:しっかりどうすべきか考える
うぜえこと考えずに簡単に書けよ!というおもしろいではなく、
con(しっかり)template(寺院で占う):→じっくりどうすべきか考える
※temple(寺院)は本来、吉凶の占い場だった
「接頭と語根が分かるから覚えやすいや!」という野暮天はなし。この辞典なんかは、本当に読む物だと思うな。
他にもおもしろい辞書の類いを知っているんだけど、また機会があったら書いてみよう。
(追記)
楽しく書いてるのに広告がうざいんですけど。
バカにしてんの?追い込んでんの?