けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 文章のコツではなく物語の熱情について。


巡廻先のブログで引用されていた。
初心者でも今すぐできる!読まれる文章の書き方12のコツ
初心者じゃなくて*1も読まれていない文章の書き方のコツを考えてみよう。さっそく「6. 1文を短めに」に該当して怒られてしまいますね・・・。脚注まで入っているし。
1.「何を伝えたいのか?」を1つに決める

目的をハッキリさせておかないと、途中で「あれ、えーと何が言いたかったんだっけ?」と迷路に迷い込んでしまいます。

目的がハッキリしていないけど、迷路に迷い込むことはあんまりない。良く言えば熟練の技。悪く言えば書き捨て。
2.「読む価値ありそう」と思われる見出しを
見出しはわりと考えて提示している。でも「読む価値ありそう」にはなっていないと思う。
3.書きやすいところから書き始める
まったく書き始めていない。
4.最初は思いきり自由に書く
思いっきり自由に書いている。ブログに思いっきり自由にアップしている。読みなおして思いっきり自由に改変してアップしている。
「確認する」したら良いと思うけど、確認していない。「ちょっとした更新」したら良いと思うけど、チェック入れが面倒くさいので「ちょっと」していない。
5.「主張・理由・結論」で1段落
「小籠包」じゃなくて「小論文」でもないので、三段跳びはやっていない。みたいなくだらないことを書いてしまう。
でも、三段跳びのブログエントリってあんまり見かけないなあ。ちきりんさんは、わりと三段跳びに近いかも。「極東ブログ」ぼろぼろ(褒めているんだよ)。
6.1文を短めに
これも考えていない。長すぎる文章になりがちなので「脚注」で逃れている。
「脚注」を使うな!みたいな文章指導エントリを見た覚えがあるけど、それはとても正しい姿勢だと思う。でも実践できていない。反省。
7. 接続詞は意外といらない

「なぜなら」「なので」「しかし」などの接続詞って、意外といらない場合が多いです。

使いまくっている。
8. 漢字を使い過ぎない
使いまくっている。ただし、時と場合によって、「時」と「とき」なんかは使い分けている。
9. 同じ語尾を続けない
これは、すごく気にしている。「です」「です」二回までOK論があるけど、私は一回論者。エントリを書くとき、これで一番苦労している。
10. 批判と中傷を区別する
よくわからない。
11. 無駄をできるだけ削ぎ落とす
無駄の中にこそ掌中の珠があると思っている。
12. 「流し読み」でも理解できるかどうか確認する
流し読みは許さない。というのは冗談ではなく、わりと本気な感じ。一応ブログ世界なので。
そして、流し読みできてしまうから、mixiとかツイッターが嫌いな理由なひとつの要因。行間を読めない。
でも、2ちゃんねるは好き。このことについては、少し考えてみたことがある。2ちゃんねるが「匿名」の呟きだから?ちょっと違和感。「匿名の雑踏」だから?ちょっとちょっと違和感。
2ちゃんねるでは、小さな「呟き」(レス)の中においても行間が読めること。
これだね!
小さな「呟き」。「呟き」に煽られくすぶる怨念。怨念が呪詛として燃え上がり、沸騰したレスとして発現する。
沸騰は熱湯に変わり悔やんでも消すことができない。乾坤一擲のレスポンス。
それらは「呟きたち」の化学反応だ。「呟き」はタイムラインに流されて昇華することなく、泥りとした液状物として臭う。
たった一行のレスポンスにすら臭い漂う行間が存在する。生身である人間の生息可能性。
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HDDを漁ってたら出てきた*2

【職恋】 462の恋 【隔離スレ】

主人公462の迷走・迷妄・錯乱。スレッド住民の真摯・唖然・茫然そして絶望。呟きを旨とする2ちゃんねるスレッドが物語を紡ぎだす。
現実に存在している人間たちの肉感が、無機質の電子画面上で蠢く。これこそが「匿名の交差点」という場においてのみ初めて実現される物語ではないだろうか?
−−−
結論。462スレッドを紹介したかった、わけではない。

(追記)ここまで4回改変して「保存する」している。
(追記)5回

*1:ブログエントリを垂れ流しているという意味で。

*2:いや感動して保存していたわけではなくて。私が次のスレッドあたりに登場して、スレッドを破壊して乗っ取ったから。だったかな?