けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 無限大という名の硬直性向

■ネットやってても、キミの世界観は広がらない

再認識、再確認の部分もあるのだけど、共感した。

「知識を覚えるのをやめてGoogleを使いこなそうぜ」、みたいな。

ある程度の知識がなければ、検索することもできないと思う。検索窓に放り込む知識は、小耳に挟んだ断片情報とか、立ち読みした本とかから、発生するかな。

そういう裏情報を知ると、「えー、そういうことなんだー」とか、「やっぱりそうなんだー。これだからマスゴミはー」とか言いながら衝撃を受けるとともに、妙な満足感があります。

私は、「これだからマスゴミはー」とか思ったりしないけれども*1、裏情報を知ると妙な満足感というものを得るかな。で、その裏情報ですが、「現実世界の会話で話題になって盛り上がったよ!」という経験はないですね。ネット上の裏情報は、ネット上でしか盛り上がらないというか。

自分と同じ意見が書かれているときは、そこのコミュニティに対する信頼度は、ぐっとあがります。

これは、ありますね。だって、人間だもの。そして、現実世界においても、「共感するコミュニティへの信頼度」というのは存在すると思うけど、ネット世界だと信頼を通り越して、依存になってしまわないかな?という危惧もある。コミュニティ構成員について知っていることは、非常に限定されていますからね。

インターネットというのは、「自分から」「自由に」情報にアクセスしているんだけど、他分野にわかってアクセスしているように思えて、実は自分の好きな情報にしかアクセスしていない。

尾崎豊が「自由っていったいなんだい?」と歌っていたのを思い出した。あるいは、「自由は閉塞の中に存在する」というよく使われるアナロジーとか。自らが向上するためには、自由奔放では駄目で、ある程度の型枠を課すことが大切かな。

最後に、

何に対しても、ひねくれて物事を見ようとする自分とか、キレイゴトを言いたがる自分とかを、ひたすら肯定し強化してしまうという側面を持っているんじゃないか、世界観を「広く」せずに「深く硬く」すると思うんですが、どうでしょうか。

うーむ。私も自覚してネット世界に漬かることにします。

*1:マスコミコンプレックスが無いということではなく、マスコミに過大な期待感みたいなものを抱いていないということだと思う。