けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 伝えたい言葉を伝えることができない。


はてなブックマークを公開設定にした。
前にも書いたとおり「鋭いコメント!」を投じるため。これは、もちろん当初からの大きな目的の一つである。
しかしながら、これは一つの方便であり赤裸々な本音を語るならば、
(1)私が投じた「鋭いブックマークコメント」ブックマーカーたちが見る。
(2)私が投じた他のブックマークコメントを見る。
(3)次第に私のコメントの鋭さは何処にあるのだろうか?自問自答するようになる。
(4)けろやん。というドブガエルのような奴はどんなカエルなのだろうか?知りたくなる。
(5)はてなダイアリー「けろやん。メモ」にアクセスする。
(6)ダイアリー「けろやん。メモ」のアクセス数が増加する。
完璧な布陣だ。でも強気にならなくちゃ戦いには勝てないぞ!

http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20060924/1159078342
で、あまりなアクセス数に目が回り、引き篭もってしまう←いま、ココ。

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アクセス乞食

言い訳がましいけれども、このアクセス乞食作戦にも良いところがあった。すなわち、自ら気になるエントリ等にコメントを残すことによって、ブログエントリでは触れないけれども気になるエントリ等を把握できるようになったこと。これ、はてなブックマークの教科書か。
話は逸れるけど、大人気のid:Chikirinさんのところでは、早々と(1)でブロックされる。コメントは書けるけれども、そのコメントは自分しか見れない。他人には見えない。ちきりんさんには見えないとヘンテコりん。
ん?コメント欄を閉鎖して、さらにブックマークコメントもみんなが見られない。なんだかネット世界の流儀に反するような気がするぞ!*1でも。私なんかには縁なき事情があるのだろう。
あるいは「世界を歩いて考えよう!」の世界観なのかも。ネットを捨てて世界を歩こう!みたいなね。そんじゃーね。おや?これは、はてなキーワードになっていないんだ。なっていた。
それにしても、この機能を使えばはてなアカウントを10,000個くらい作ると面白そうだぞ。プライベートモードのブログ(たとえばhttp://d.hatena.ne.jp/R30/)をはてなトップに盛っていくことも可能じゃないかな?
10,000の軍勢で、真っ赤なブックマークを一斉に点灯させて、はてなトップに踊りださせちゃう。一発レッドカード必至だろうけどね。
さて、ここまでで話はおしまい。ここから先は、暑苦しくなるから気をつけてね。
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ブログが登場した当初は「今までにない双方向性の情報発信が可能なツールになる」と喧伝された*2。ブログはデジタル世界において、焦眉の急として登場したメディアであるという言説もあった。
巨大ブログであるならば、有意義なる双方向性の実現も可能であろう。ブログのコメント欄、あるいはブックマークコメントで指摘されたことを生かす。今後の糧にする。あるいは抹殺する*3。すなわち、ネット世界のリア充たちは、集積される莫大な情報の生殺与奪権を握っている。
私は、決してネット世界のリア充ではないのだが、双方向に疲れた。たとえば、テレビを受信して、なんの因果で「双方向だから」を錦に応えなくちゃいけないのだろう?静かにしてくれよ。
私のブログは過疎ブログだから、まだ生きていくことができる。
この双方向ネットワークを濃縮具現化したのがツイッターだろう。私は昨年の年の瀬に、意気軒昂に跳びこんだ。意気軒昂は見事に打ち砕かれた。私の中で受け入れ難いものがあった*4
ツイッター。有名人と交流することが出来る。私がフォローしている佐々木俊尚が有名人かわからないけど、例としてあげる。
彼「デジタルネイティブ人も今時の若者はって言う・・・」と発信する。それに対して誰か「いえいえ、いつでも今時の若者ですでなう」と応答*5する。誰かは、佐々木さんと交流できた俺ってすげえじゃん!思う。
しかし、これは有名無名の柵を越えたら、単なるチャットの世界じゃないか。あるいはテレクラ*6の世界じゃないか。
「墓穴掘りだう」「墓穴なう」「もっと掘るうぃる」
こんなのは、伝えたいことがないけど繋がりたい、という知能の致命的欠落だからどうでもいい。「無言電話のブルース」ですらない。静かにしてくれよ。
私たちが地に足跡をつけている現実世界を考える。そこでは、私たちの言葉が電子媒体のログとして残ることはない。しかし、私たちの記憶として決然と残る。情景、風圧あるいは臭いなどと共に残る。
誰かに私の言葉を伝えたい。でも、どうしても伝えられない。どうしても伝えられない。どうしても伝えられなかった。苦しみ。後悔。あるいは苦悶している振りをしているだけかもしれない。そんな振りだって残る。
これは、「伝えたいことがないけど繋がりたい」ということとは似て非なるものではない。完全無比に別物である。パラダイムが絶対的に異なる。
百歩譲って「発するなう」。こんなつぶやきもなにかの叫び声なのかもしれない。しかし、無臭の「叫び声」は空虚無為にタイムラインを流れ、そして消えていく。
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そんなわけで、はてなブックマークを公開設定にした*7
堅苦しいことは抜きにして、ブックマークをよろしくね!
けろやん。覚書

*1:荒らし荒らされ焼けた野原に咲く花もあり。

*2:個人的には、テキスト系ホームページで十分だった。

*3:糧にしているつもりが抹殺している人って、危ない人が多いと思う。

*4:偉そうだけど、要するに対応できなかったってこと。

*5:発信者にとっては受信。

*6:いや、経験したことないけど。

*7:ブログ「けろやん。メモ」のアクセス数アップのため!!