にて、
とりわけ、カンニングが好きなわけではない。そして、中島さんについても同様。
と控えめに書いた。しかし、実は彼らが、結構好きである。彼らの「思い出づくり」というDVDも持っている。好きな度合いという意味では、「とりわけ好きなわけではない」ということ。一番好きなのは、ハリガネロック。そして、ハマッた時の千鳥、あるいは笑い飯。「とりわけ」好きなのは前者。そして、安定感のあるタカアンドトシは、オールタイム・ベスト。そして、そして。
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カンニング。今週は、竹山さんの会見、追悼番組(ワイドショー内)を予約録画した。先ほど、整理し終えたのだが、評論家の福田和也氏が、言葉を選びながら、次のように述べていたのが印象に残った。
使い方は難しいですが、「ドラマティック」です。下積み生活が長く、陽の目を見て、結婚して、息子さんも生まれて、これからという時の死。*1
「ドラマティック」。もちろん、言葉としては「ドラマティック」であるが、そこに込められた言葉としては、「劇的」というか、上手い言葉が閃かないが、「ドラマティック」から結ばれる像とは違う。おそらく、表情、間から判断するに、発言者の福田氏も言葉を選べなかったのだと思う。
翻って、今晩は、「M-1グランプリ決勝」。賞金は1000万円であるが、それ以上のステータスを巡って熾烈に争われる。カンニングの彼らは、舞台に立てない。遅咲きである彼らだから。出場資格は、結成10年以下。限定的であるが若者たちの晴れ舞台である。
そして、本日、故中島さんの告別式が執り行われた。享年35歳。正岡子規と同年である。
*1:フジテレビの小倉さんの番組内での発言。確実な再現ではないことを了承してください。