けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 バブル本がバブルで行方が知れない

5:30起床。ボクシング問題を考えていたら、寝付けなくて。そして、ネットに接続したら、悲しいニュースが目に飛び込んできた。

カンニング 中島さん死去…急性リンパ球性白血病
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/owarai/?1166616573

とりわけ、カンニングが好きなわけではない。そして、中島さんについても同様。しかし、とても悲しくなった。凍土の下で下積み生活を送り、お笑いブームというコマーシャルな現象が到来して、暖かい世界で花開いた直後の病魔。大袈裟かも知れないけれども、「お笑いブーム」史に記録されるであろうし、されるべき彼の他界であると思う。相方の竹山さん、そして中島さんの御家族には、「ガンバレ」と伝えたい。

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昨日、会社帰りに神保町の古本屋街に行った。「会ったら嬉しいなあ!」という本が幾つかあったので。しかし、それらの本クンは、私を避けているようであり、手に入らなかった。

その替わり、と言ってはなんだが、http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20061217/1166353427で記した本(佐々木本と称す)で、引用されている書籍が、店頭百円棚に在ったので購入。

インターネット (岩波新書)

インターネット (岩波新書)

1995年刊行。佐々木本では、「ベストセラー」というように書かれていたが、町の書店の店頭には置かれていなかったのだ。そして、古本屋では、正確に数えていないが、10冊以上、並んでいた(複数の書店店頭にて)。これが、ベストセラーの行方であり、思うことはあるけれども、手に入ったので良しとしよう。そして、上記の本に、続編があることを知った。これも、古本屋に置いてあったので、知った次第で、購入。

インターネット2―次世代への扉 (岩波新書)

インターネット2―次世代への扉 (岩波新書)

1998年刊行。この辺りは、風呂に浸かりながら読もう。あと、上記佐々木本の巻末に文春新書として並んでいた一冊「ネットバブル」という書物に興味が湧き、これも新書店で探したのだけど、影も形もない。「おっかしいなあ?新刊本なのに、なんで置いていないのだろう??」と思っていたが、これも古本屋で、発見。

ネットバブル (文春新書)

ネットバブル (文春新書)

2000年刊行だった。佐々木本巻末は、新刊紹介ではなく、「関連本」紹介だったのだ。なんだかなあ。バブルを語る本が、バブル=泡沫化しちゃってんじゃん。ちなみに、「ネットバブル」の冒頭から引用。

ネットバブルの始まりは「ナスダック・ジャパン」構想だった。(略)孫(孫正義)が、電光石火、提携に持ち込んだのだ。いかにも孫らしいスピード決断だった。明治維新期の志士たちを尊敬してやまない孫は、日本に初めて証券取引所を開設した渋沢栄一を引き合いに出し、「日本版ナスダック」の歴史的意義を強調した。

で、その後のナスダック・ジャパンはどうなったか?この辺りの経緯を探ると、見えてくるものもある。

<<参考リンク>>
■「ベンチャー企業に開かれた市場を提供する」
■ナスダック・ジャパン、営業活動停止を発表
http://www.jmm.co.jp/dynamic/economy/article.php?id=279&wid=5&wkey=2