けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 夏休みに読みたい本

Chikirinの日記:夏休み向けお勧め本!

ブックリスト。
あまり私の興味とカブる本は紹介されていないけれども、

人生を「半分」降りる―哲学的生き方のすすめ (ちくま文庫)

人生を「半分」降りる―哲学的生き方のすすめ (ちくま文庫)

これは、おもしろいよ。私は気になる部分をマーキングして、さらにノートに抜書きした。同じ著者の本では、
生きるのが困難な人々へ 孤独について (文春文庫)

生きるのが困難な人々へ 孤独について (文春文庫)

これも、おもしろく読んだと思う。
私のお勧めは、
ゆたかな社会 決定版 (岩波現代文庫)

ゆたかな社会 決定版 (岩波現代文庫)

経済理論家としては異端の経済学者ガルブレイズだけれども、経済史家として、というか時代の一断面を切り抜く描写力の鋭さには脱帽。
日本人では、根井雅弘なんかが同じ位置付けになるのではないかな、と勝手に解釈している。入門書としては、
市場主義のたそがれ―新自由主義の光と影 (中公新書)

市場主義のたそがれ―新自由主義の光と影 (中公新書)

なんかは、読みやすく現在の社会動静をわかりやすく解説していると思う。
根井雅弘。彼は私と同じ大学の同学部を卒業して、京都大学に進み研鑽を積んだのだけれども、私は学部四年のときに彼の著書に触れて、同じ大学院に進み学究の道とやらを歩むと夢見てしまった経験がある。
とてもとても、大学院なんぞに進める成績でもなく、学ももちろん持っていなかったんだけれども。そんないきさつもあって、私は彼のファンになって、社会人をしながら、少しばかりの知的営為とやらをしている。