けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

バブル

 新書について1:ブーム、ブーム、ブーム♪

関川夏央「白樺たちの大正」の中に、大正期は本を読む大衆が芽吹いた時代であった、というような一節があった。そして、多数の読者を得た作家たち、例えば昭和初期の円本の執筆者の印税収入は、現在の貨幣価値に換算して1億円にも上ったという。そこは、凸…

 大衆化する社会

http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20061126/1164498993 finalvent氏が、日経春秋を元ネタにバブル考察を書かれている。 ホリエモンとかだとどうなんだろう。バブルというのはそれなりに各人生に傷を残しているので、あのあたりからもう傷はないのか。 バブル…

 バブル本バブル

昼休み、天気が良いので公園に出かけて、ボンヤリと音楽を聴きながら、本を読んだりするのが最近の習慣。秋晴れが、気持ちよいね。昨日は、通勤途中に文庫本を読み終えてしまったので、会社近くの本屋で物色して、「検証バブル〜犯意なき過ち」(日経ビジネ…

 大槻ケンヂ「リンダリンダラバーソール」(新潮文庫)

通勤本として流し読むつもりが、色々と考えさせられる内容だった。一言で表すならば、バンド・ブーム盛衰録*1。しかし、その時代(バブル期である)の空気、狂乱、そして群がるビジネスを考える上で有意義な本。バブル経済という「アノマリー・アカウント」…