けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 バブル本バブル

昼休み、天気が良いので公園に出かけて、ボンヤリと音楽を聴きながら、本を読んだりするのが最近の習慣。秋晴れが、気持ちよいね。

昨日は、通勤途中に文庫本を読み終えてしまったので、会社近くの本屋で物色して、「検証バブル〜犯意なき過ち」(日経ビジネス文庫)を購入して、つらつらと読んだ。

検証バブル―犯意なき過ち

検証バブル―犯意なき過ち

(↑は単行本だから、気を付けて)

本書は、1999年12月から2000年7月まで日本経済新聞に連載した「検証バブル 犯意なき過ち」を大幅に加筆・修正したものである。

であり、それが、2000年9月に単行本化されたもので、やや古い。単行本は、刊行時に読んだのだけど、その時は、気が付かなかった巻末の年表が秀逸。ここを読むだけでも価値ある本だと思う。

”バブル”の大局的考察については、ガルブレイス「バブルの物語」とマッケイ「狂気とバブル」を教科書として、前掲書も含めて、各種ある実録・回顧本を副読本にすると勉強になる。2000年頃はそれこそ、現在のweb2.0本と同じくらいバブル検証、回顧本が店頭に溢れていたものだ。ここで指すバブルとは、80年代後半から90年代初頭の所謂「バブル経済」のこと。

また、上記バブル経済は、小説を副読本にするのも面白い。それこそ、玉石混交、百花繚乱ではあるが。これについては、また今度。

バブルの物語―暴落の前に天才がいる

バブルの物語―暴落の前に天才がいる

狂気とバブル―なぜ人は集団になると愚行に走るのか (ウィザードブックシリーズ)

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  • 作者: チャールズ・マッケイ,塩野未佳,宮口尚子
  • 出版社/メーカー: パンローリング
  • 発売日: 2014/06/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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