けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 成果主義から生まれたものはなんだろう?(電波系なエントリ)

近所のブログにコメントしようと思ったんだけど、いつものように長文に鳴ってしまったので、こちらでメモしておこう。
ーーー
こんにちは。
にんげんだもの」byみつおがセイラー教授の座右の銘(?)だとテレビで言っていましたが、エントリ中の管理方式全般に、この「にんげんだもの」の観点が抜け落ちてしまっていたような気がしますね。富士通(たしか)が嚆矢となって始めた成果主義。90年代後半にブームになった気がします。
バブルの絶頂が1989年(実質平成元年)の大納会における日経平均高値38、915円(砂漠行こうで暗記できるよ)。そこからバブル崩壊にひた走り、1997年に山一證券廃業を始めとする金融システム不安が始まった。
そこに鳴り物入りで登場したのが、米国流の成果主義。起死回生の一手となるはずが・・・他人の電話を取っても成果にならないから手を出さないなどの弊害が勃発。思うにこの程度の弊害は成果主義先進国では、ごく当たり前だったのではないか?ただ、それを受け入れる余地(土壌)が日本においてはなかったということだろう。
ところが一部の業態においては、この(日本における)悪名高き成果主義が堂々とまかり通ることとなった。IT産業だ。光通信の携帯押し売りやヤフーBBの赤い落下傘部隊が町中に溢れかえっていた。その渦中においてライブドアが登場。そして同社は金融業にまで浸透していった。
このあたりについては、2006年にメモしてあった。
けろやん。焼き芋ー悲しきポータルサイト〜前編
このように時系列で考えてみると、(既存の)金融システム崩壊から「成果主義」を経由して、IT企業による金融事業進出に相成ったという風にも読み解ける。チョット強引かもしれないけど。
ーーー
さておき購入してゆっくりと読みたいなあ。
山一証券破綻20年目の深層、非公開資料と元社員の証言で判明
この記事のもとになっている「週間ダイヤモンド」。本屋で見たら文中で述べた1997年の金融システム不安の大特集みたいだ。お値段720円。この雑誌って、えらく高くなってしまったものだなあ(´・ω・`)・・・。