けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 ドリルとビニールと芝浦で

友人が開く店の試食会に行ってきました。私が「作った」店です。
けろやん。メモ: 肉体労働している場合じゃないのですが・・・
四半世紀以上会っていなくて、四半世紀以上前はアオミドロのプールに蹴り落としてやろうと思うくらい仲が悪かった人間にもばったりと会いました。
ツェッペリンの1st.は凄いよな」という話になって、ようやく落ち着いたけど不思議な感じです。ちなみにツェッペリン=「天国への階段」と臆面もなく言う人を私は信用しません。
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さて本題の店です。
とても明日から営業を始める感じではありません。

なんか電動ドライバーがこっちを向いています。
工事中かしら?なビニールがはためいています。

でも、これは店の仕様らしくそのまま使うらしいです。
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さて。内装やら外装やらはどうでも良くて食いものが本当に美味かった。とにかく肉。レバ刺しとかハラミ刺しとか危ないものが出てくるんだけど本当に美味い。芝浦で締めたての物を仕入れてるんだってさ。
で、一品380円。私からのアドバイス。「この値段でこの量で味がこうだと店が回転しないのではないか?」ってね。個人的な感覚では、長い尻な客が発生するということ。ということで、量を少なくして出すことになりました。
とにかくハラミ刺しがべらぼうに美味かった。正直言うと、これって芝浦を使えば誰でもできるんじゃないか?なんで世間のグルメチックな店はこのように美味い物を出さないんだろ?って思った。
とはいえ、醤油も市販の物にみりんとかなんとかで味を付けた「自家製」。塩も本人いわく「炒って自分で作っている」。ふむ。自家製とかが成功しているかは分からないけど(要するに肉が美味いから)手をかけているらしい。
でも、なんか違和感があり首をひねった。店のコンセプトってやつ。まず立地。小奇麗な町の駅から3分。カウンター10卓のみ。明るい照明。客層はあまり金を使わないサラリーマン。喫煙。値段は割安。食いものは美味い。
カウンター&喫煙&金を使わない客層という赤ちょうちん風味で、小奇麗な町の割安で美味い店。これらがどうもしっくりこない。安くて美味いという素晴らしくな店だからいいんだろうけど。うむ・・・。
つまり食いものからさかのぼって考えると、テーブル主体の薄暗い照明で、ちょっと値段が高くて「女性が一緒だからカッコつけてやろうかな!」的な感じなんだよ。ってエラソウなこと書いているけど、私が行きつけになる店は次々に潰れて逝ってますからなんとも言えないな。
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というようにすばらしい店です。友人がやってるからって持ち上げてんじゃねえよ!と思う人がいるかもしれませんが、私は人が成功してくのを喜ぶような温かい心を持っていません。持ってないから持ち上げられません。
店の場所を書くか迷ったんだけど*1、やっぱりやめておこう。
メールをくれたら教えるよ。keroyaningあっとgmail.com 本当にお勧めな店です。

*1:店の名前は忘れた。芝浦なんとかって板が貼ってあっただけだから。開店したら掲げるであろう旗竿にも書いていなかった気がする。