けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 ザ・クロマニヨンズ:ストレッチして臨んだらタリホーが飛び出してきた!

クロマニヨンズのライブに行ったことは以前書いたね。
けろやん。メモ:ザ・クロマニヨンズ:飛んで跳ねて歌ってきたよ!
また行ってきたよ。2013年6月6日(木)at SHIBUYA-AX*1。これまたチケットを手配してクレた人ありがとう。いつも、おんぶにだっこではいけないので次の公演のチケットは自分で確保したぞ。
以下、文中の引用は説明書きがないかぎり上記自己エントリからの引用。
本当はいけないんだけど、始まる随分前に撮ったので許してね。

前回は、気持ちの整理がつかないまま(?)ライブが始まってしまい一曲目の「突撃ロック」についていけなかった。今回はCDをじっくりと聴きこんだし、開場前にストレッチを入念にやったりして臨んだ。
よし!今回は完全に捕捉たぞ!

でも「記憶だけは守ってくれ鉄カブト」じゃないけど、走り出したライブで次々とジャブ、あるいはショートフックを打ちこまれているうちに、突撃ロックの記憶がぼやけて逝ってしまった。そして大好きな「日本の夏ロックロール」に打ちのめされて「突撃ロック」の記憶が・・・。でも、もちろんこれは嬉しい話だね。
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さて、気になることがあった。聴き取りにくい歌いだしで始まった曲。なんだろう?と思ったら「鉄カブト」だった。

「鉄カブト」とは比べられないけど。

比べられない。もちろん歌詞の受け取り方は人それぞれだということは、十分に承知しているんだけど、この曲は封印されているんだと思っていた。個人的な認識だけど。歌詞を引用する。

命はいい 記憶だけは 守ってくれ 鉄カブト
あの人の 思い出は 守ってくれ 鉄カブト

「封印」と考えた理由は、ブルーハーツ時代の「1985」が封印されていたのと同じような理由。でも、いま引用するために歌詞サイトを覗いて書いてみると「封印」物というのはちがうかもしれないって思い始めた。
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さて、難しいことは考えないで行ってみよう。

そして、大好きな「エイト・ビート」が突然始まった。

くっそー!始まんなかったぜ・・・。ところが、ところが怖ろしいことになっていた。

一曲目の「突撃ロック」は、私の中で「タリホー」を超えたね!

やってくれたよ!「タリホー」。

始まった瞬間、呆気にとられて戸惑ってしまった。他の客もそんな感じだったと思う。ちょっと遅れて、凍りついた感情が融けるように歓喜の渦が濁流になった。
モッシュっていうのかな?観客のあたまの上に乗っかってごろごろ転がるやつ。前説で禁止だぞ!って注意されていたんだけど転がり始めた人が何人かいた。
わざとらしくやるんではなくて、「もう我慢できない!」っていう思いの衝動に突き上げられて、自然にブッ飛んでしまった感じ。で、後ろにいた私も見ていて気持ち良かった。私は、宗教って嫌いなんだけど*2、熱いライブは宗教的陶酔があると当たり前だけど再確認したね。
神さまは横において。ヒロトブルースハープって超絶にカッコ良いね。ただノリに任せて吹くんじゃなくて、しっかりとした技術の支えがあって熱く吹く。改めて、というか初めてこんなに凄いんだということを実感した。
今回のライブとは違うけどYouTubeを拾ってきた。各セクションのソロ場面に注目。

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さて、話を戻して。立ち位置はヒロトマーシーの間くらい。ヒロトの熱唱とパフォーマンスがばっちり観れたぜ!ところが途中で目の前に黒い壁が出来上がった。このヤロー!
と思ったら小さな子供を抱きかかえた夫婦連れだった。子供を高くあげてステージを見せていたね。
ん?ちょっと教育上問題があるのじゃないか?胎教音楽はモーツァルト等であって、決して突撃ロックじゃないぞ?いや、子どもは胎内から外に出ているんだ。そんなちびっ子の頭の片隅に「鉄カブト」が響いたら嬉しいな。

(付記)
ちょっと思い惑っている「鉄カブト」の映像。

*1:メモ。18:10開場、19:00開演。チケットは約5000円。ドリンク500円追加徴収。

*2:群れるところとか勧誘するところとか。本当に神さまかなんかに惚れているなら一人で惚れてろよ。っていうか神さまさん好きなら勧誘しないで独占したくなるんじゃね?