しばらく前にパソコンが壊れた。ちょうど新しいのを買おうとしていたので、タイミングとしては良かった。あくまでタイミング。カネゴン。
前に使っていたものは、パチもんのofficeソフトが搭載されていて、正規版のExcel2007なんかは影も形もなかった。で、やや必要に迫られて2007号を買おうと思っていたんだ。
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壊れたのがこちら。
一世を風靡したいわゆるネットブックってやつだね。でも、こいつは良いヤツだった。
当時の私のパソコン生活は、インターネット接続可能、ブログにアップする文章を書くテキストファイルがあれば良かった。ああ、私の精神に傷跡を残して「消えた」iTunes、おまえもか！
とまあ、きわめて貧しいパソコン生活だったんだけど、こいつは良く私を支えてくれた。
壊れた。起動しなくなったのでパソコンの脳内を見ることがまったくできない。そこで、「データの復旧をしなくちゃな！」と思い立ち見積もり請求。
「データをHDDに封じ込んで対応するので２万９千円になりますから」
即座に却下。何のデータが入っているのか考えても分からないから、別にどうでもいいや。因縁のiTunes物件は外付けHDDで対応しているし。
メール関係も「差出名」「内容」をすぐに外付けに移行しているので、みんなには迷惑をかけないと思う。みんなっていうほどみんなの歌が入っているわけじゃないけど。
次。「裸でいいから起動してほしいな！」と思い立ち見積もり請求。
「＊＊＊（？）が破壊されていて交換する必要があるので３万９千円になりますから」
即座に却下、ではなかった。愛着があるんだよなあ。パソコンごときに愛着って恥ずかしいって言われるかもしれないけど。でも約４万円までもの愛着はないと思い、起動復帰却下。
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私は街に出た。Excel2007搭載パソコンを探しに。あしらわれた。「ん？2007。そんなん搭載しはるパソなんてありゃしまへんで（笑）他で漁ってきなはれ」
私の時計は遅れているらしい。いや、本当は私の時計じゃないんだけど。てめえの時計だよ！てめえの！
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Excel2007に振り回されるパソコン世界。
