けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 三途の川も六文銭

正月といえば年賀状。今年もハナハダ微量ながら到着した。恥ずかしくて書きたくないのだけれども、うーん、6枚。

六枚のとんかつ (講談社ノベルス)

六枚のとんかつ (講談社ノベルス)

いつの頃からか、「賀状は年が明けてから書くものだ!」という新年、じゃなくて信念を抱くようになり、「いや、賀状なんてなものは、送ってくれた人に返すものだ!」という不義理も甚だしい信念が鎌首をもたげて、まあ、それが理由かどうか分からないけれども、結果は6枚になった我が人生。
しかし、ずっと会っていない友人や、しばらくのはずが随分と長い間会っていない友人からの賀状は嬉しかった。ああ、職場の唯一の親友からも来ていた。ここらへんは手書きでガシガシと今年の思いやなんやらを書いて、書き送った。
(中略)
俺のことは、頼むから静かにしていておいてくれ。
頼むから静かにしてくれ〈2〉 (村上春樹翻訳ライブラリー)

頼むから静かにしてくれ〈2〉 (村上春樹翻訳ライブラリー)

賀状が来なくなった人もいる。だいぶ前に寿退職して行った女性。昔、職場の資料室で会議を行うことになり、急遽、汚れた机を雑巾がけとかしたな。で、ひと段落して「一服しましょうや」と、私はタバコを差し出して、二人でスパスパしながら話をした。彼女の夫君は、職場のジェットコースターに搭乗して、いまや雲の上の人。
まあ、そんなこんなで、私の「友人たち」は筆不精であるので、いざ結婚するとかなときでも、メールで「招待状を送るので住所を教えてくれ!」みたいな、なんか緊張感に欠ける事態になるのだな。まあ、いいや。