けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 すぐにスローなバラード:スローバラード考察

忌野清志郎のがん転移告白全文

でも、すぐに帰ってくるから応援してくれ!
もう一度言おう、夢を忘れずに!

・・・

以前、清志郎の復活ライブをNHKの衛星で観た。正直、泣きはしなかったけれども、その勢いとsongsへの思いは熱く、私に届いた。ぶっちゃけ、「スローバラード」を苦しげに歌う彼の姿を観るに辛かった。でも、「スローバラード」なんだ。

ああ、清志郎はいつまで「スローバラード」に縛られてしまうのか、そして、私たちは彼を「スローバラード」で、彼を縛り付けてしまうのか!!さらに、何故に私は「スローバラード」という歌に、自ら縛られてしまうのか?なんて、エラソウに思ってしまった。

なんで?

−−−
RCサクセションの「R」は、「アル」ではなくて、「Redding」の頭文字じゃないか?ということを聞いた。*1Otis Reddingのサクセション。たまたまだけれども、この一ヶ月くらい、Otisのアルバムを繰り返し聴いていた。

−−−

スローバラード。この歌に、夢が詰まっているかい?って思うよ。でも、「スローバラード」なんだ。聴くと、辛かったり、あるいは、胸を撃たれたり。あるいは、単純に、自分が歌うスローバラードに酔い痴れて、気持ち良くなったり。

−−−
スローバラード。RCサクセション、あるいは清志郎にとっての、転換点だったりする、と思われたりする。だがしかし、私にとってのそれは、RCの「R」の原点を顕現化することができた自己実現だと思う。本当は、違うかもしれないけれども。

その歌をもう一度。一度じゃなくて、何度でも。

*1:清志郎がラヂオで述べていた、ということを間接的に聞いた。