けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 Amazon考察:レヴューについて

Amazon.com。時に、web2.0という名を冠して語られる企業である。しかし、その実、システム・ネットワークといういつの時代にも存在し得る「新技術」を利用して収益を上げるというビジネスモデルは、極めて古典的である。というような、難しいことを書き始めると、お里が知れるので、経験談に持ち込みます。

私が、イングリッシュ・ネイティブな人間であるのは、夢の中のことであり、実際には、駄目な人間である。そこで、先日、面白そうな単語本を店頭で購入したのだが、「うむ、外国語は話すことに意義があるよな!」と思い、次のCD付ブックをAmazonにて購入した。

名演説で学ぶアメリカの歴史

名演説で学ぶアメリカの歴史

これは、Patrick Henryの「Give Me Liberty,or Give Me Death!」に始まり、George W.Bush「Axis of Evil」に至るまで、演説の背後の社会情勢(と書くと軽いのだけど)を解説した素晴らしい本であり、CDである。

しかし、インド人みたいな顔した日本人であり、ヒンドゥ語を学んでいる、英語ペラペーラな知人にその話をしたところ、「その本はなんだかダメなようである」と言われてショックを受けた。何故、ダメなようなのかもしっかりと聴いたのだけど、一晩眠ったら、すっかり忘れてしまったので、今度、メールで聞いてみよう。

さて、Amazon.com。上記、「アメリカの歴史」というCD付ブックをAmazonで購入したところ、「この商品を購入した人は、こういう商品も購入していますよ!」という商品一覧が、Amazon的日常光景として、ボコンっ!とモニターに飛び出してきた。その中の一つに、以下の商品があったのだが・・・

CD付き 英語達人読本

CD付き 英語達人読本

買うつもりは無かったものの、クリックして、レヴューを読んでみた。

しかし、これだけすばらしい本でありながら、CD の朗読者の人選が理解に苦しむ。 ピーター・バラカンはいいと思う。たしかに朗読のプロではないし、俳優でもないから、英米の優れた朗読 CD のレベルとは次元が違う。それでも、いつもの暖かく落ち着いた語り口がそのまま生かされていて、耳に心地よい。

ここまでは、普通。ピーターとは、別の朗読者についてのレヴュー。

中学生の女の子が教科書を読み上げているようにしか聞こえないのだ。

女の人は、ちょっと。。声が震えてて怖いです。

レヴューを一つの指針にして、購入する層も多いと思われるAmazon.comだけど、出版社、あるいは著者にとっては、必ずしも「夢のweb2.0!」ではないように思った。そういえば、Amazonレヴューに対して、著者がブログで反論を書き、ドシャメシャになったケースもあったしなあ。あれは、何処の話だったっけ?

ちなみに、アマゾン本の下記のレヴューは、それほど過激ではない。

アマゾン・ドット・コムの光と影

アマゾン・ドット・コムの光と影

少し、読みかけた限りでは、過激な内容だと思うのだけどなあ。でも、読了したら、レヴューどおりの本なのかもしれない。