けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 171円の喜び、あるいは憂鬱 

今年の目標として物を減らすこと、すなわち断捨離(って知らんけど)みたいなことをブツブツと考えている。私は洋服とかはほとんど買わないので、物とは本やCDの類。あ、一人暮らしの部屋に、もらい物の椅子が二脚転がっているのもなんとかしたい。欲しい人、あげるよ。
さて、物を減らすには物を増やさない、という前段がある。これをカッチリと守れば、少なくとも現時点での生活空間は保持されるわけで。また、これを実行(買うことを不実行)すれば、お金も使わず財布にもやさしく、一石で二鳥になるはず。
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・・・新年早々、買い物をしてしまった。

Wilhelm Furtwangler: The Great EMI Recordings

Wilhelm Furtwangler: The Great EMI Recordings

私は、フルトヴェングラー信者というわけではないのだけれども、
http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20111125/1322303620
このあたりで見直すこととなり、彼の音源を監視していた。
さて、上記CD。Amazonのデータでは、ナニがナンだか分からないパチモン物かと思わせる謎めいたブツなんだけど、視聴者のレヴューをみて驚いた*1。21枚組のCDなんだね*2。で、お値段3605円。
ということで、ねがいましては1枚あたり171円。2枚でタバコ買えずで、3枚で1コインというところだね。これで、ベートーベンの交響曲全曲(9曲)とブラームス交響曲全曲(4曲)が網羅されているので立派なモノだ。
もちろん、21枚だから、他にも数々の協奏曲やフルトヴェングラー自身の交響曲も格納されている。3枚ぐらいを使って、「トリスタンとイゾルテ」なんかも入っているな。
音もばっちり良い感じ。パチモンではなく、ピストルズが叫んだ天下のEMI音源で、一部リマスターしたものらしい。かの「バイロイトの第九」なんかは、所謂「足音付き」の奴がしっかりと聴ける音になっていた。
で、現在、6枚目を聴いているところ。ベートーベンのピアノ協奏曲第五番「皇帝」とバルトークのバイオリン協奏曲第二番。二曲ともまったく久しぶりに聴いたけれども、いい曲だなあ。
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さあ、これで当分の間、音楽を楽しめるので、物量増加をやめようよ!の目標に向かっていけるぞ。まあ、ブツを購入してからモノを増やさない、なんて目標を掲げるなんて本末転倒甚だしいモノなのだろうけれども・・・。

*1:見てもらえれば分かるけど、21枚に収録された曲目を書き込んでいる人がいる。

*2:今見たらAmazonのデータでも「枚数:21枚」みたいに表示されていた。