- 作者: 日垣隆
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2010/02/10
- メディア: 文庫
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一箇所、メモランダムとして引用しておこう。
文明の進化とは、退屈の克服と定義できます。遺跡を見れば、そこかしこに、「遊んだ遺跡」が残っていますが、これは霊長類だけの特徴です。(中略)人間はルーティンの繰り返しでは満足できない生き物。その意味でも、変化を求めるという本能に従ったほうがいいのだと思います。『ALWAYS−三丁目の夕日』が魅力的なのは、昭和30年代が日本の歴史上、もっともダイナミックに生活が変化した時代だったからです。
たまには、こういう流し読める本もイイね。集中力が高まった、あるいは自分がデキる人間になり、さらにはエラくなった気がする、そんな薬みたいな本。