けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 日垣隆「ラクをしないと成果は出ない」

ラクをしないと成果は出ない (だいわ文庫)

ラクをしないと成果は出ない (だいわ文庫)

ビジネス本、あるいはhacks本の一種で、軽く読み流せる。ただし、見開きで一つの御題が掲載されている関係上、この御題については、もう少し詳しく知りたいなあ、という欲求不満が鎌首をもたげてくるかもしれない。
一箇所、メモランダムとして引用しておこう。

文明の進化とは、退屈の克服と定義できます。遺跡を見れば、そこかしこに、「遊んだ遺跡」が残っていますが、これは霊長類だけの特徴です。(中略)人間はルーティンの繰り返しでは満足できない生き物。その意味でも、変化を求めるという本能に従ったほうがいいのだと思います。『ALWAYS−三丁目の夕日』が魅力的なのは、昭和30年代が日本の歴史上、もっともダイナミックに生活が変化した時代だったからです。

たまには、こういう流し読める本もイイね。集中力が高まった、あるいは自分がデキる人間になり、さらにはエラくなった気がする、そんな薬みたいな本。