前のエントリの続き。
メディア・イノベーションの衝撃―爆発するパーソナル・コンテンツと溶解する新聞型ビジネス
- 作者: 橋場義之,佐々木俊尚,藤代裕之,デジタルジャーナリズム研究会
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2007/07
- メディア: 単行本
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ただし、佐々木氏が「ことのは問題」について述べている箇所には唖然とした。本音を語るとカチン!と来た。いや、やっぱり「唖然とした」という気持ちかな。
引用したいが、まだ購入していないので*1できない。しかしねえ・・・、この人本当にITジャーナリストなのかな。まあ、名乗るのは勝手だけどさ。
したがって、BigBangさんの嘆息、
全体はともかく、この件に関しては深く失望を禁じえない。彼我の溝の深さを思う。
に同感。
いや、BigBangさんは「この件」という限定的表現をしているが、私は「この件」のみならず、佐々木氏のインターネット(主としてブログ世界)に対する考え方、あるいは姿勢が、「この件」で表出したのだなあ、と思う。要するに佐々木氏の姿勢がまずあり、そこに「この件」に関与したという構図。
この辺りについては、前掲書を入手したら書きます。
付記
先日、論破された売文さんのエントリ。
このコメント欄で、前掲書の中の人(の一人)であるParsley氏が述べられている。
Parsley
『(略)この問題について、より具体的な内容は、佐々木氏の近著『フラット革命』でフォローされるのではと思います。』
うむ。
本文で厳しいことを書いたので、私もフォローしておこう。http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20061217/1166353427で、感想文を書いた佐々木氏本。これは、力作だと思うのだけど。