けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 ブログ作法:ガ島氏のfinalvent氏への反論について、他

ブログ世界のご意見番id:finalvent氏に対して、ブログ世界のやんちゃ坊主id:gatonewsが反撃の狼煙を上げている。「ヤホー!議論だ、ケンカだ、揉め事だぁ!!」と、喜んだのも束の間、両者とも微妙にズラしているんだよな。戦うなら正々堂々と戦えってもんだ。

まず、発端はfinalvent氏。

http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20061210

このエントリについては、過去に触れたのだが、その時は指摘しなかった点。このエントリは、批判することが困難な構造となっている。論点が散逸していること。まあ、これは普通に読めば分るのだが。問題は、意図的かどうかは知らないが、このエントリの肝は、

たとえば、こういうことがある。

以下の話だと、私は考える。で、エントリの一読者である私は、佐々木氏を具材にして、ガ島通信士を出汁にして(別にどうでもいいけど)、あるいは言葉が悪ければ両者を前座に据えて自論を展開するという風に読めてしまう。で、私は、finalvent氏は、「ズルイなあ!」あるいは、「ウマイなあ!」って思うわけ。まあ、ひねくれ者の私だけかもしれないけれどね。

で、対するガ島氏も意外と負けてはいない。

http://d.hatena.ne.jp/gatonews/20061210/1165819204

このエントリで反論するわけだが、巨大なfinalvent氏に竹槍で突っ込むことはしない。ガ島旧舘に学んだのだか、オトナになったのだか知らないが、ヤンチャヤラない。昔の彼ならば、正面突破ガチンコガチゴンするだろう。その点、私は彼の成長が残念で堪らない。

さておき、上記エントリにおいて、ガ島氏が話をズラしているのにお気づきだろうか?こちらは、割と単純。一読するとfinalvent氏への批判に見える、、、ようでは修行が全然足りない。

おい馬鹿新聞のヘタレ記者、コメント欄解放する根性もねえやつにはなにもできないことこくらい、自分でもわかってるだろ?w。なんだよそこ見落としてたよ。直流ブロガーなんてエントリ読まずに低能確定だよ。白痴が

というブクマコメントを利用しての結語、

公共圏におけるあらゆる表現が社会参加であるからこそ、あらゆる表現者、発信者がその自覚を持つ必要があるのではないでしょうか

これが肝。要するに、finalventへの反論という具と、ブクマコメントを出汁にして、バレバレの自説への誘導を行っているわけだ。ブクマコメントは汚い言葉だ。この汚さを利用して、エントリ・ロンダリングしたのが、ガ島氏のエントリ。で、もしもこの今は見えないブクマコメントが、ガ島氏の自作であったならば、私は彼を見直すけどね。

最後に。両者のエントリを読んでの感想。書きたいことを婉曲に書く、というか書きたいことも自由に書けないのか!って、感情的な私は思う。「ブログってなんだよ?開かれた自由な言論の空間ではないのか?」。web2.0七福神を担う飛び道具ではないのか。もちろん発射されるのは、赤星トカレフ弾ではなく、自分の思いを言葉にして、通じぬ誰かへのメッセージであったり、深き思いを込めたラブレターであったり。なんか、せせこましいヤリトリが多くて、たまんねえな。

と、話をズラして、自説を展開する私。

(本稿以上、ちょっと次に続く)

<<参考リンク>>
http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20061210/1165742169
■「ブログは世論を作り出すことが出来るのか」
■意図的な情報劣化の価値。