けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 道に落ちていた幸運について

悪口でも「ことのは」でもなく、真剣に考えて欲しい話。

http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20061206/1165406476

についての真面目な話である。ここで、引用したリンク集所収の次のエントリ。

■ブログで情報発信の可能性と限界

これは、掲載された連続記事の初稿(以下「初稿」と称す)を(上)とするならば、(中)を経過して、(下)に該当する記事である。そして、掲載される予定であったオーマイニュースにおいて没となった原稿だ(以下、「没原稿」と称する)。没になった事情については、現在の私において、関心の対象外であり、触れない。

しかし、上記エントリでインタビューされている松永氏にとって、掲載されなかったことは幸せなことだったのではないか?と逆説的に考えてしまう。

■ブロガーとジャーナリスト----あれ?松永さん・・ガリ・・ガリレ・・・。

あれ?ガ?ガリレオ???松永さん?
どこかで聞いたことがあるような・・・あ。これじゃん。僕の歴史的名作(?)
■ガリレオブログに起きたこと----1633年の大炎上
でも、松永氏が発言すると、元ネタが松永氏であったかのように錯覚が生じてしまう。

歴史的名作との評価の可否についても述べない(以下、「歴史的名作」と称す)。しかし、「没原稿」が日の目を浴びていたら、どうなっていただろうか?「没原稿」は、オーマイニュースという過疎地でありながら、「初稿」の注目度?を考えると、たくさんの人々に読まれたであろう。小さな私ですら、「初稿」の続編を待ちわびていた。

http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20061210/1165711758

佐々木俊尚氏が、本を出版するらしい。佐々木氏といえば、「Google:既存のビジネスを破壊する(文春新書)」で話題を呼んだジャーナリストである*1。その彼の新作本に、次なる一章が割かれている。

第五章 逮捕 - 「ガリレオの地動説だ」

何がタイーホなのかは不明だが、少なくとも「歴史的名作」について触れているのだろう。オリジナルBigBangのURLを付記して。

さて、考えてみよう。「没原稿」が注目を浴びながら、オーマイニュースに掲載され、売れっ子ジャーナリストの新作本において「歴史的名作」が言及されたとき、どのような事態が生じるだろうか?*2

「初稿」に寄せられたコメントは心ない物だったかも知れない*3。しかし、「没原稿」には、それとは別の問題を孕んだコメントが殺到したであろうと、私は考える。

それが、松永氏にとって幸運だったと私が考える理由である。繰り返しになるが、「ことのは」や「黒崎」*4と考えないで欲しい。

(本稿以上)

追記、20:59頃

揚げ足取りのような話を書きました。しかし、私の書きたい、伝えたいことは、うーん、なんと言えばよいか。怒ってばかりではなく、優しくなろうよ(´・ω・`)ということです(顔文字にも私の言葉が入っています)。「現時点」での私の感想。この追記部分には、「ことのは」が入っています。

*1:彼については、いつか述べる。

*2:「没原稿」と佐々木氏新作の読者層は重なると思う。

*3:私は、未読であり評価不能

*4:一般的に理解されているであろう黒崎氏の発する言葉を指す。