飯田橋に行ってきた。
相変わらずバカデカ交差点から吐き出る排気ガスがものすごかった。心持ち町が霞んで見えるみたいな。産業革命まっしぐらの「霧」のイギリスもかくあらんってね。
町もなんだか汚らしい。歴史的には、とても由緒ある町(たぶん)なのに残念。
そんな町の裏通りにあった店がつぶれていた。ちょっと小奇麗な感じの店で海老しんじょうが美味かった気がする。でも、悪いけれども、それだけだったような・・・。
ブックオフがあったので覗いてみた。えらいことになっていたぞ!新品同様っぽいスティーブ・ジョブズの評伝本が、平積みになっていたりした。
他にも売れ筋っぽかった(過去形だけど)本たちが悲しそうに平積みになっている。ブックオフで平積みだよ。驚いた。
探していた本や電車の中や布団の中で、くうくうと読む本を買った。探していた本。
- 作者: スティーヴ・ハミルトン,越前敏弥
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/12/09
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (62件) を見る
どんな錠でも開くことができる才能だ。孤独な彼は錠前を友に成長する。
アメリカ探偵作家クラブ賞受賞。英国推理作家協会賞受賞。図書館で借りようとしたら、えらい行列になっていたんだ。
太宰治も購入した。
- 作者: 太宰治
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1989/06/01
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (18件) を見る
【画像あり】太宰治が中高生のときの授業中の落書きが黒歴史すぎる件
黒歴史とか云々というコメントも多かったけど、芥川龍之介を信奉していた(と思う)太宰。なんとか芥川を冠した賞を取りたかったんだろうなって思った。まあ、メジャーになりたかったんだ説が正しいかもしれないけど、なんだか夢があると思ってみようよ。
−−−
食堂みたいな飲食屋に入った。久しぶりにホッピーを飲んだ。ホッピーは美味いね!っていう言葉は世の中に存在しない。なぜか?中身の焼酎がぴんきりなので。
飲みながら頭痛くなってくる分けわからないものから、翌日、あるいは翌々日まで布団と便所を行き来せざるを得ない中身の焼酎も、確実に存在する。でも、その店のホッピーは美味かったな。
つまみ。鳥豚牛がそれぞれ串焼き(焼き鳥風ですね)になっているのもモノによっては美味かった。鳥のカシラとか牛肉のハラミとか。どれも80円です。久しぶりに食ったモツ煮込みトッピング煮卵も美味かった。
あと、驚いたのは鳥の唐揚げ。380円だったので、軽く出てくると思ったらドンと大量に出てきた。さらに店員さん「すいません。これ定食用なので・・・」。よくわからなかったけど定食用だということは分かった。
すると「こちらになります」って言いながら、店員さんが3つくらい追加してくれた。皿は怖ろしいことになっていたぞ。合計で7個くらいの唐揚げが遡上してきた。
食べてみたら、これが美味い。外はカラリで中はジューシーって呪文みたいになっているけど、本当にそんな感じ。これで、380円なんていつの時代の唐揚げなんだろうってね?
汚い品書きの隅っこに「店でさばいた新鮮な肉を使っていますよ」書いてあった。ふむふむ。
−−−
いま飯田橋が熱い・・・のかしら?