けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 変化球に攻められて〜初観劇

先日、初めて演劇というものを観てきたので、記念に感想文を書いておきましょう。

舞台はテレビ番組の収録場面で、一種、劇中劇みたいな変化球気味の設定。初めての観劇には、なかなか難しかったかも。でも、オーソドックス(?)な舞台を観るという楽しみが残りました。

さて、話の筋、脚本というのですかね。うーん、これはどうなのだろう?起承転結、どんでん返しの「転」だったり、「返し」を期待しながら観ていたのだけれども、ちょっと惜しかったかな。普段、小説に毒されている私だからか、インパクトが弱い感じがしたな。

しかし、役者さんたちは素晴らしかったですね。設定上、登場する役者さんたち全員が、全編を通して舞台上で役柄を演じているという、これも変則的ですね。

もちろん、その中で、順繰りにメインを張ったりはするのだけども、脇に回ったときも気の抜けないという難しい設定だったと思います。鼻くそをホジったりしていたらいけないわけで。常に、スポットライトが全員に当たっています。

あと特徴的だったのは、舞台上で「素人の出演者」を演じるという設定。これも難しかったと思いますね。しかし、方言をキーにするなど、上手に素人さん色を出していたと思います。

個人的には、この方言の設定がとてもおもしろかったですね。九州やら、北海道やらのイントネーション。もし、演じていらっしゃった役者さんが、その地方に無関係だとしたら、驚きモノだと思います。

最後にスタッフの皆さん。丁寧に席に案内してくれるなど、とても気持ちよかったです。席といえば、ほぼ満席状態で、これも気持ちよかったな。チケットを捌いたにしても、やってこない人がたくさん居るというのではなく、しっかりと席が埋まっている。これも、非常に気持ちよかったです。