- 作者: 狩撫麻礼,かわぐちかいじ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 1993/08
- メディア: 単行本
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イメージで欲望を煽り立て、売り、窮し、さらに苦肉の商品を増殖し続ける・・・。
ボブ・マーレイは、その無意味にして、必然的な悪循環を"バビロン・システム"と名付けた。この時代を肯定する明るい囚人たち。
(略)
"バビロン・システム"の最大の敵は"感動"である。
感動してしまったら、人は容易に道を踏み外す。
(句読点は引用者)
道とはバビロン・システムの道であり、囚われた人々がシステムを飛び出すことでしょう。
さて、感動とはなんでしょうかね。魂を揺さぶるほどの物心との遭遇?うーん、これは、バビロン・システムからの言葉みたいですね。感動を逆説的に考えてみましょう。
あるかもしれない微かな希望。刹那的な欲望の成就。この辺では、まだシステムを飛び出せそうもないかな?ならば、パンドラの匣に封印された希望。さらには、絶対的絶望。
うむ、書いていて良く分らなくなってしまった。