けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 大塚信一について

07年2月27日(夕刊)の東京新聞「大波小波」欄で、岩波書店元社長大塚信一氏について書かれていました。題して「岩波の中の反岩波」。格好良い結語を引用しましょう。

出版社の大小を超えて、まだ「志」が響く世界は残っているのだ、この瓦礫の原のような出版界に。

ん?瓦礫の原?私が書いた「サヨナラはしない」のパクリか!?

なんてなことは横に置いて、気になったのが、上記記事中の次の部分。

「天才かヤマ師か」みたいだった文化人類学山口昌男も、当時まだアヤしかったユング心理学河合隼雄も、デビューを促したのは彼。

太字部分。へぇ、山口昌男はそういう位置付けだったこともあったのか。まず、大塚信一氏について、検索してみました。
理想の出版を求めて 
社長直撃!岩波書店「経営不安説」の真相(2001年のインタビュー)

で、気になった山口昌男氏。
山口昌男(wikipedia)

アジア・アフリカなど世界各地のフィールドワークを行い、両性具有・トリックスターをテーマとした著作で評価が高い。

私の中では、山口昌男=トリックスター概念の発掘・流布というイメージなのです。で、ネット上でトリックスターを調べてみると、
トリックスター (人物類型)(wikipedia)

トリックスター (Trickster) とは、神話や物語の中で、神や自然界の秩序を破り、物語を引っかき回すいたずら好きのヒーローとして描かれる人物のこと

これじゃ、まんま誰かさんだ。wikipediaの記述に満足いかなかったので、他の記述を探したところ、「トリックスター」というゲームがあるのか、他の解説は上位に表示されませんでした。うーむ。