けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 11日、ファイターズvs.ソフトバンク第一戦

パ・リーグが熱い。プレーオフ2ndステージ、地上波での放映は無く、かろうじてNHK衛星で放映されていたので観る。結果は、3-1でファイターズの勝利。

勝利の分かれ目は、送りバント。ことごとく成功させたファイターズに対して、小フライを打ち上げて、三塁手マシーアスのダイビングキャッチに阻まれたソフトバンク

という分析はどうでもよくて、応援の盛り上がりが凄かったなあ。ホーム・アドバンテージとは良く言ったもので。ニ三年前の千葉ロッテのサッカーを思わせるタテノリの応援以来、応援の仕方が変わってきたように思う。

そして、昨日の応援の盛り上がりは、四番セギノールの三塁後方にボテンと落ちる同点打の場面。大歓声もだけど、喜ぶ選手たちの本当に嬉しそうな顔が印象的だった。そして、新庄の目も覚めるようなライトへの打球で勝ち越し。役者が入れ替わっていたよ。

さて、忘れてはならないのは、悪餓鬼ダルビッシュ。パチンコ打ちながら、タバタバして、入団前からヒール役の座をモノにした彼であるが、昨晩は神妙な顔で淡々と投球する。死球を与えたら、しっかりと頭を下げる。思えば、甲子園で、判定に対して、不服な顔で異議を唱える嫌な姿は無くなっていた。王様だった彼も、プロに入って、一人の「一兵卒」から始まり、成長したのだろう。

自らの弱さを知ることは、強さへの第一歩だと思う。地位は人を作る、という言葉があるが、逆説的に「一兵卒」というのもまた地位の一つである、と思った。