新年早々に不穏なんて書くと縁起が悪いので。
今年の聴き始めは、ブッカー・アーヴィン『ザ・ブック・クックス』。
おどろおどろしい、じゃなくてグルーヴィーで心たゆたわせるようなベースソロから始まる。野太くここだけでヤラれてしまう。
そして哀愁のアーヴィンのテナー。乾いた簡潔なドラミング。ピアノは粒が跳ねるような、珠を転がすようなトミー・フラナガン。
去年、CD4枚組で2,000円、CD1枚にオリジナル+アルバムが2枚入っているという、要するに8枚のアルバムが2,000円という激安物を購入した。ところがせっかくのところ1枚目が音飛びでプレーヤーがぶっ飛びそうになったので、このアルバム単体を購入したといういわくつき。
そんなことは横において。朝から何回も繰り返して聴いているんだけど、どんどんハマってくるぞ。
このアルバムに至るメモをそのうち書くかも。