読書経緯:所蔵
書誌情報:1987年9月5日 講談社ノベルズ
<感想>
三読目。
初読目は、ミステリ慣れしていなかったせいで、「あの一行」に驚愕を受けることができず。
二読目は、ミステリとして感銘を受けたが、驚愕に至らず(覚えていたからだね)。
三読目の今回は、自分でも嫌になるけど、作品の粗が気になって仕方がなかった。
粗。よく言われるように、人物が描けていないというやつだね。
したがって「あの一行」一本勝負という印象が残るだけの始末となってしまった。
さておき、鮎川哲也の解説が必死でおもしろかった。
いわく「叩くなよ!叩くなよ!新人の才能を叩き折るなよ」って感じ。
さきほど、必死って書いたけど、これは温かい愛だね。
評価:3/5
<リード文 at ツイッター>
こんにちは。
久しぶりに読了ツイートします。
三読目になりますが、われながら歪な読書体験を積んできたなあ、と若干の狼狽に襲われました。