けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

綾辻行人「十角館の殺人」(講談社文庫)

読了日:2022年9月21日(水)
書経緯:所蔵
書誌情報:1987年9月5日 講談社ノベルズ

<感想>
三読目。

初読目は、ミステリ慣れしていなかったせいで、「あの一行」に驚愕を受けることができず。

二読目は、ミステリとして感銘を受けたが、驚愕に至らず(覚えていたからだね)。

三読目の今回は、自分でも嫌になるけど、作品の粗が気になって仕方がなかった。

粗。よく言われるように、人物が描けていないというやつだね。

したがって「あの一行」一本勝負という印象が残るだけの始末となってしまった。

さておき、鮎川哲也の解説が必死でおもしろかった。

いわく「叩くなよ!叩くなよ!新人の才能を叩き折るなよ」って感じ。

さきほど、必死って書いたけど、これは温かい愛だね。

評価:3/5

<リード文 at ツイッター
こんにちは。

久しぶりに読了ツイートします。

綾辻行人十角館の殺人」。#読了

三読目になりますが、われながら歪な読書体験を積んできたなあ、と若干の狼狽に襲われました。